2024年1月中旬
シーン1:1/9・午後14:01・くもり・気温11℃(@0:00〜)
明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。
雪が積もった里山で、スギの木の下にあるニホンカモシカ(Capricornis crispus)の溜め糞場sr2をトレイルカメラで見張っています。 周囲はスギと雑木(ミズナラやアカマツ、ハリギリなど)の混交林です。
画面の左下から右上に向かって山の緩斜面になっています。
奥には巨大な倒木(落葉性広葉樹)が見えます。
スギ樹上からの落雪により雪面は荒れていて、落葉落枝も散乱しています。
カモシカが残した複数の糞塊は、雪で埋もれてしまって見えません。
シーン2:1/18・午後23:55・気温1℃(@0:03〜)
夜霧の立ち込める深夜に、ホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が単独で現れました。 右から緩斜面を降りて来て、雪に埋もれた倒木を跨いで乗り越え、カモシカの溜め糞場sr2の匂いを嗅いでから左に立ち去りました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
元々ここはタヌキの溜め糞場なのかもしれない、という可能性を思いつきました。
しかしトレイルカメラによる監視を続けたり、夏に現場検証したりすると、それは否定できました。
つづく→