2024/11/30

ヒメアオキ:斑入りの葉

2023年12月中旬

平地の二次林の林床には常緑低木のヒメアオキがパッチ状に点在しているのですが、斑入りの葉の群落を見つけました。 
緑色の葉全体に黄色い斑点が散りばめられています。 
このような斑入りは庭木の園芸植物としては見かけたことがあるのですが、ここでは完全に野生株です。 
斑入り群落の隣には、葉全体が緑色の正常株のヒメアオキ群落と隣接していました。

ヒメアオキは耐陰性の高い植物です。
植物の葉が斑入りになると、一般的に光合成の効率が落ちて耐陰性も下がります。
ヒメアオキの場合はなぜか例外で、逆に斑入り株のほうが耐陰性が優れていると言われているそうです。
この理屈が私にはさっぱり分かりません。
今回見つけた斑入り群落に隣接する正常株の群落のほうが少しだけ高く成長していたので、反証(一般論が正しい)になるかと思いました。
しかしAIのGeminiに相談すると、林床の日照条件が隣接する群落でも違う可能性が高いですし、各株の年齢も土壌の性質も揃っていないことから、反証にはならないと指摘されてしまいました。
厳密には採集・栽培して実験的に確かめるしかなさそうです。

ヒメアオキの自然史では種子散布や虫こぶの話も面白そうなので、自分なりに追々調べていけたらと思います。
 
手前が斑入りの群落、奥が正常株の群落(またはヒメユズリハかも?)

アキノノゲシの花蜜を吸い飛び回るモンシロチョウ夏型♀【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2023年9月下旬・午前10:05頃・晴れ 

山麓の農村部で道端に咲いたアキノノゲシの群落に夏型のモンシロチョウ♀(Pieris rapae)が訪花していました。 
こんなありふれた普通種同士の組み合わせなのに、意外にも初見でした。 
翅をしっかり閉じたまま、口吻を伸ばして吸蜜しています。 

モンシロチョウがアキノノゲシの花から飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:22〜) 
翅裏の黄色みが強いことと、羽ばたく瞬間に見せてくれた翅表の斑紋から、夏型♀のようです。 

ところで、訪花中のモンシロチョウ♀の周囲を飛び回る謎の微小な黒い虫の正体が気になります。 
コマユバチ科などのモンシロチョウを寄主とする寄生蜂なら面白いのですけど、有翅のアブラムシですかね? 

2024/11/29

年末の雪山を夜に出歩くホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2023年12月下旬・午後18:45頃・日の入り時刻は午後16:31 

根雪の積もった低山でニホンカモシカCapricornis crispus)の溜め糞場sr1をトレイルカメラで見張っていると、ある晩ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が写りました。 
低温のせいかカメラの起動が遅れ、雪斜面を左から右へ(渓谷へ向かって)横切る姿がちらっと写っただけでした。 
ペアではなく単独で行動しています。 
左手前にあるカモシカの溜め糞場sr1には来てくれませんでした。

この地点でタヌキが写ったのは初めてです。 
少し離れたスギ林道の溜め糞場sにはタヌキがよく通っていたので、それほど意外ではありません。 



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