2024/10/08

カキノキ樹上でホオジロ♂がさえずる早春の朝(野鳥)

 

2023年3月中旬・午前7:40頃・晴れ 

山間部の農村で庭に植栽されたカキノキの天辺に朝からスズメPasser montanus)とホオジロ♂(Emberiza cioide)が1羽ずつ止まっていました。 
初めはスズメの方がホオジロよりも高い樹冠に止まっています。 
ホオジロ♂が高音の美声で朝の囀りさえずりを始めました。 
スズメが片足を上げて痒い顔を掻いてから、チュチュン♪と鳴き返しました。 
しかし、そのスズメは止まり木から飛び去ってしまいました。 

お立ち台を争って奪い取った訳ではないのですが、残ったホオジロ♂はスズメが居なくなった梢の最上部に移動して、何度も縄張りを宣言しています。 
後半になると、ホオジロ♂は囀りのメロディ(節回し)が少し変えたようです。
遠くでカラスやカワラヒワも鳴いています。 

しばらくすると、ホオジロ♂は鳴き止んで羽繕い。(@4:15〜) 
すぐにまた囀りを再開しました。 




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2024/10/07

晩秋の休耕地を夜にウロチョロする野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2023年11月下旬・午後22:05頃 

休耕地で見つけたニホンアナグマの越冬用巣穴(セット)を監視するためにローアングルでトレイルカメラを設置しました。 
しかし地表近くは湿度が高いようで、夜に気温が下がると夜露(夜霧)でレンズがすぐに曇ってしまい、ほとんど使い物になりませんでした。 

晩にまず巣穴から外に出てきたのは、野ネズミ(ノネズミ)でした。 
アナグマの巣穴に居候しているのかもしれません。 
巣口で白く光る小さな眼が静止しています。 
やがて警戒を解くと、野ネズミは左へピョンピョン跳ねながら枯野を移動して行きました。 

フィールドにトレイルカメラを設置すると、野ネズミはどこにでも住んでいるなー、と実感します。 
これまで私は山中または森の中にトレイルカメラを設置することが多く、写った野ネズミはアカネズミApodemus speciosus)またはヒメネズミApodemus argenteus)だろうとみなしてきました。 
今回の撮影地点は、田畑に隣接する原っぱなので、ハタネズミMicrotus montebelli)の可能性もありそうです。 


※ 動画編集時に逆光補正を施しています。 


つづく→

ナツメの落果を拾って種子を採集

前回の記事:▶ ナツメの種子散布者としてのホンドタヌキ 


2023年12月上旬 

民家の庭に植栽されたナツメの木を新たに見つけました。 
樹高が高くなり過ぎないように上部が伐採されていて、痛々しい樹形です。 
完全に落葉し終わった枝先に、茶色に熟した核果が鈴なりに実っています。 
木の下には多数の落果が散乱していました。 

撮れた写真を見ると、クロヤマアリFormica japonica)のワーカー♀が1匹、ナツメの落果に乗っていました。 
撮影したときには気づかず、ナツメの果汁を吸汁しに来ていたのかどうか、不明です。 

スギ防風林にあるタヌキの溜め糞場wbcに未消化のまま排泄されたナツメの果皮および種子がまとまって見つかったことから、ホンドタヌキがこの庭まで遠征してきてナツメの落果を食べ漁った可能性があります。 
2点間の直線距離は約550mでした。
もっと遠い地点(約800m)にもナツメの庭木がありました。
トレイルカメラを設置して、秋の夜長にナツメの落果を食べに来る野生動物を撮影できたら面白そうです。 

クロヤマアリ♀が1匹、ナツメの落果に乗っていました。

公道に転がっていたナツメの落果を3個だけ拾って持ち帰りました。 
果肉を水で洗い流して細長い種子を取り出し、よく乾燥させました。 
ナツメの種子の標本として保存します。 
今後、野生動物の糞分析や胃内容物調査で種子散布を調べる際に比較対照となります。 

山渓ハンディ図鑑4『樹に咲く花:離弁花2』でナツメを調べると、
果実/核果。長さ1.5〜2.5cmの楕円形で、10〜11月に暗紅色に熟す。核は卵形〜長楕円形で両端が鋭くとがり、不規則な縦の溝がある。核は長さ1〜1.2cm(p511より引用)

私が採取した種子は、図鑑の記述よりも少し大きい(長い)ようです。



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