2024/09/17

晩秋の水場で夜に半身浴するニホンイノシシ♀【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2023年11月下旬 

山中の水場をトレイルカメラで監視するプロジェクトを再開しました。 
限られた台数のトレイルカメラで複数のプロジェクトをやり繰りしているので、通年ではなく断続的な監視になってしまいます。

シーン1:11/19・午後12:50(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 
三方を崖に囲まれている細長い池で、里山の湧き水が貯まり、流れ出た水は沢の源流になっています。 
落ち葉が降り積もって浅くなった池の水は、画面の左下から右上に向かって流れています。 

今回はカメラの設置場所を変更しました。 
これまでは画面左下隅(画角の外)の崖の途中にトレイルカメラを設置していました。
そこは常に湿気が高い過酷な環境で、防水のトレイルカメラでも次々に壊れるので困っていました。 
水場に来る野生動物や野鳥の警戒心が強いと、ローアングルで設置した監視カメラの存在に気づいてしまう、という問題もありました。 
そこで、池を斜め上から見下ろすアングルに変更しました。 
池の周囲の斜面には雑木林の樹々が生えているため、池全体が写るような設置場所はどうしても確保できませんでした。 
これまでの撮影で野生動物がよく来ることが分かっている池の左岸を重点的に監視することにしました。 


シーン2:11/23・午後22:51(@0:03〜) 
夜遅くに、池の水が流出する水路からニホンイノシシ♀(Sus scrofa leucomystax)がジャブジャブと水場に入って来ました。 
牙が短いので、♀のようです。 
野生動物の中でもイノシシは特に警戒心が強いのですが、この水場で入水シーンが撮れたのは初めてです。 
これまで水浴シーンが撮れなかったのは、やはり監視カメラの存在に気づいて警戒していたからなのでしょう。 
今回も途中でイノシシ♀は監視カメラの方を見上げたものの、逃げませんでした。 

浅い池の水に腹面を浸しただけで(半身浴)、背中まで完全には浸かりませんでした。 
晩秋の深夜で水温が低いせいか、いわゆるヌタ打ち行動(泥浴び)はしませんでした。
旧機種のトレイルカメラで動画撮影すると、気温のデータが取得できないのが残念です。 

泉の中でイノシシが身動きすると、小さなカエル(種名不詳)が水面に浮いた落ち葉の上を慌てて跳んで逃げました。(@0:30〜) 
イノシシ♀は水中で方向転換してから池の左岸に上陸すると、毛皮の水気を切らずにそのまま獣道を歩き去りました。
雪国のイノシシは、冬になっても水浴するのでしょうか?




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キバナノアマナの花蜜を吸うキマダラハナバチの一種【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2023年3月下旬・午後14:40頃・晴れ 

河畔林の林床に咲いたキバナノアマナの群落でキマダラハナバチの1種(Nomada sp.)が訪花していました。 
小さくてもカラフルな蜂で、口吻を伸ばして吸蜜しています。 
他のハナバチ類に労働寄生する仲間なので、たとえ♀でも集粉しませんし、後脚に花粉籠はありません。 
咲きかけの蕾にも訪花しています。 

キバナノアマナの花から飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:42〜) 


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2024/09/16

晩秋のアナグマ営巣地に1〜2頭で通うホンドタヌキの諸活動:11月中旬〜下旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年11月中旬〜下旬 

平地の落葉した二次林でニホンアナグマ(Meles anakuma)の越冬用営巣地(セット)に出没するホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の記録です。
特筆すべき行動は個別の記事にしたので、その残り物になります。

シーン1:11/15(@0:00〜) 
気温が0℃まで下がった晩遅くにタヌキがうろついています。 


シーン2:11/16・午後16:48・気温9℃(@0:22〜)日の入り時刻は午後16:30 
日没後の晩に、タヌキ♂が左から来て獣道を通り過ぎる際に、ミズキの立木に小便して行きました。 
排尿マーキングの際に右後脚を上げたので、♂のようです。 


シーン3:11/18・午前8:17・晴れ・気温5℃(@0:38〜) 
朝日が射す二次林内を右へ立ち去りました。 


シーン4:11/20・午前4:18・気温7℃(@0:51〜) 
小雨(みぞれ?)がぱらつく未明にタヌキが左から来て、アナグマの巣口Lや周囲の落ち葉の匂いを嗅ぎ回っていました。 


シーン5:11/21・午前4:08・気温2℃(@1:51〜) 
未明に右からやって来たタヌキが林縁を左へ。 


シーン6:11/21・午前4:08・気温2℃(@2:31〜) 
別アングルに設置した監視カメラでつづきが撮れていました。 
アナグマの巣口Lの横を通り過ぎると、立ち止まって毛繕いしました。 


シーン7:11/21・午前7:39・気温1℃(@2:47〜) 
明るくなっても気温が1℃しかない、寒い朝です。 
ペアのタヌキが左から続けて登場しました。 


シーン8:11/21・午前7:40(@3:13〜) 
右へ立ち去った個体がなぜか戻ってきたようです。 


シーン9:11/21・午前7:46・気温2℃(@3:20〜) 
しばらくして獣道を左から来たタヌキが身震いしてからアナグマの巣口Lの匂いを嗅いで点検しました。 
獣道の立木に小便する際に左後脚を上げたので、この個体は♂です。 
右へ立ち去りかけたのに、林床に座りこんで毛繕い。 


シーン10:11/21・午前7:47・気温1℃(@4:20〜) 
二次林内に入って奥に向かいました。 


シーン11:11/21・午前7:49・気温3℃(@4:53〜) 
右から来て手前へ。 


シーン12:11/21・午前7:50・気温3℃(@4:53〜) 
別アングルで続きが撮れていました。 
二次林内を右へ。 
どうやら先行個体と全く同じ獣道を辿っているようです。 


シーン13:11/22・午前1:10・気温-1℃(@5:25〜) 
気温が氷点下に下がった深夜にタヌキが二次林内をうろついています。 
トレイルカメラを固定してある朽木の根元の匂いを嗅いでいたタヌキが突然、何かに驚いて(警戒して?)右へ走り去りました。 
タヌキが一体何に驚いたのか不明です。 


シーン14:11/22・午前3:27・気温-2℃(@5:46〜) 
単独タヌキが右から来て手前へ。 


シーン15:11/22・午前3:40・気温-1℃(@5:57〜) 
セット内を右往左往して、アナグマの巣口Lの匂いを点検したりしています。 
足早に右へ立ち去りました。 


シーン15:11/22・午前5:19・気温-2℃(@6:36〜) 
獣道を左へ立ち去るタヌキの尻尾がちらっと写りまいた。 


シーン16:11/22・午後13:23・晴れ・気温20℃(@6:36〜) 
晴れて暖かな午後に、タヌキが単独で左からゆっくり歩いて登場。 
アナグマの巣口Lの匂いを嗅いでから獣道を右上奥へ。 
途中で立ち止まって林床の匂いを嗅いでいます。 
昼夜で気温の寒暖差が激しいです。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


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