2024/09/16

晩秋のアナグマ営巣地に1〜2頭で通うホンドタヌキの諸活動:11月中旬〜下旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年11月中旬〜下旬 

平地の落葉した二次林でニホンアナグマMeles anakuma)の越冬用営巣地(セット)に出没するホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の記録です。
特筆すべき行動は個別の記事にしたので、その残り物になります。

シーン1:11/15(@0:00〜) 
気温が0℃まで下がった晩遅くにタヌキがうろついています。 


シーン2:11/16・午後16:48・気温9℃(@0:22〜)日の入り時刻は午後16:30 
日没後の晩に、タヌキ♂が左から来て獣道を通り過ぎる際に、ミズキの立木に小便して行きました。 
排尿マーキングの際に右後脚を上げたので、♂のようです。 


シーン3:11/18・午前8:17・晴れ・気温5℃(@0:38〜) 
朝日が射す二次林内を右へ立ち去りました。 


シーン4:11/20・午前4:18・気温7℃(@0:51〜) 
小雨(みぞれ?)がぱらつく未明にタヌキが左から来て、アナグマの巣口Lや周囲の落ち葉の匂いを嗅ぎ回っていました。 


シーン5:11/21・午前4:08・気温2℃(@1:51〜) 
未明に右からやって来たタヌキが林縁を左へ。 


シーン6:11/21・午前4:08・気温2℃(@2:31〜) 
別アングルに設置した監視カメラでつづきが撮れていました。 
アナグマの巣口Lの横を通り過ぎると、立ち止まって毛繕いしました。 


シーン7:11/21・午前7:39・気温1℃(@2:47〜) 
明るくなっても気温が1℃しかない、寒い朝です。 
ペアのタヌキが左から続けて登場しました。 


シーン8:11/21・午前7:40(@3:13〜) 
右へ立ち去った個体がなぜか戻ってきたようです。 


シーン9:11/21・午前7:46・気温2℃(@3:20〜) 
しばらくして獣道を左から来たタヌキが身震いしてからアナグマの巣口Lの匂いを嗅いで点検しました。 
獣道の立木に小便する際に左後脚を上げたので、この個体は♂です。 
右へ立ち去りかけたのに、林床に座りこんで毛繕い。 


シーン10:11/21・午前7:47・気温1℃(@4:20〜) 
二次林内に入って奥に向かいました。 


シーン11:11/21・午前7:49・気温3℃(@4:53〜) 
右から来て手前へ。 


シーン12:11/21・午前7:50・気温3℃(@4:53〜) 
別アングルで続きが撮れていました。 
二次林内を右へ。 
どうやら先行個体と全く同じ獣道を辿っているようです。 


シーン13:11/22・午前1:10・気温-1℃(@5:25〜) 
気温が氷点下に下がった深夜にタヌキが二次林内をうろついています。 
トレイルカメラを固定してある朽木の根元の匂いを嗅いでいたタヌキが突然、何かに驚いて(警戒して?)右へ走り去りました。 
タヌキが一体何に驚いたのか不明です。 


シーン14:11/22・午前3:27・気温-2℃(@5:46〜) 
単独タヌキが右から来て手前へ。 


シーン15:11/22・午前3:40・気温-1℃(@5:57〜) 
セット内を右往左往して、アナグマの巣口Lの匂いを点検したりしています。 
足早に右へ立ち去りました。 


シーン15:11/22・午前5:19・気温-2℃(@6:36〜) 
獣道を左へ立ち去るタヌキの尻尾がちらっと写りまいた。 


シーン16:11/22・午後13:23・晴れ・気温20℃(@6:36〜) 
晴れて暖かな午後に、タヌキが単独で左からゆっくり歩いて登場。 
アナグマの巣口Lの匂いを嗅いでから獣道を右上奥へ。 
途中で立ち止まって林床の匂いを嗅いでいます。 
昼夜で気温の寒暖差が激しいです。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


つづく→

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