2024/09/18

休耕地で越冬用の巣穴に巣材の枯草を運び込むニホンアナグマ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年11月下旬・午後17:10頃・(日の入り時刻は午後16:27) 

日没後30分もすると、辺りはもう真っ暗です。 
休耕地(枯野)にある巣穴からニホンアナグマMeles anakuma)が外に出て来ました。 
巣口でキョロキョロしながら辺りを警戒しています。 

安全を確かめると、アナグマは巣穴の左側エリアで巣材を集め始めました。 
めっきり寒くなってきたので、越冬前にふかふかの寝床(断熱材)を追加するのでしょう。 
休耕地に蔓延っていたクズカナムグラなどの枯れた蔓植物を口で咥えて引っ張り、むしり取っています。 
集めた巣材を両腕に抱えながら後退して巣穴に運んで行きます。 
巣材を搬入してから再び出巣すると、今度は右へ歩き出しました。 

次は手前のエリアから巣材を集めます。 
地面の雑草や落ち葉、枯れ草などを前足で手当たりしだいに掻き集め、獣道を後退しながら巣穴に戻ります。 
営巣地の周辺は広い枯野なので、アナグマは巣材(寝床)となる枯草に困ることはありません。 

この個体は体型や顔つきから♀のようですが、顔馴染みの母親♀(右目<左目)ではありませんでした。 
最後に、越冬前の巣材集め行動を5倍速の早回しでリプレイ(@3:51〜)。 

つづく→


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