2024/06/10

ホンドタヌキが捕食したコオロギ類の未消化クチクラが大量に含まれた溜め糞

2023年9月上旬・午後13:00頃 

スギ防風林に点々と残されたホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の溜め糞場wbcにときどき通って定点観察しています。 
この日は新鮮な糞塊が残されていました。 

果実(液果)の種子が未消化のまま糞内容物に含まれているのは、いつもと同じです。 
果実を食べるタヌキは、糞と一緒に種子を遠くに散布することになります。 

今回撮れた写真を見直すと、タヌキが捕食した昆虫の翅が未消化のまま大量に糞に含まれていました。 
真面目に糞分析をする余力はありませんでしたが、素人目にはコオロギ類(またはゴキブリ類やカマドウマ類?)の硬いクチクラのように見えます。
あるいはもしかすると、翅が茶色に見えるのは大便に混じっているからで、水で洗い流せば本来の色に戻るのかもしれません。

タヌキのこんな糞を私はこれまで見たことがありませんでした。
季節の移り変わりに伴ってタヌキの食性(メニュー)が劇的に変化したことが伺えます。
溜め糞場を共有する複数のタヌキが互いの糞の匂いを嗅ぐことで、生息域に旬の食べ物が新たに出現したことを知り、餌資源の情報を共有していると考えられています。(ほんまかいな?)


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捕食したコオロギ類の未消化クチクラが大量に含まれたタヌキの糞。
木の実の種子が含まれる糞。
溜め糞場wbc1の全景

携帯電話の基地局鉄塔の天辺にノスリの♀♂ペアが並んで止まり頭を掻く(野鳥)

 


2023年9月中旬・午後15:20頃・晴れ 

広大な田園地帯にぽつんと建っている巨大な携帯電話基地局(電波塔)にノスリButeo japonicus)が2羽止まっていました。 
ここはノスリのお気に入りの止まり場になっています。
電波塔最上部の円形ステージに取り付けられた手すりに仲良く並んでいます。 
2羽が寄り添うように並ぶのではなく、同時に翼を広げてもぶつからない程度には離れていました。

遠近法で奥の個体が小さく見えるはずなのに逆ですから、明らかにこの2羽には体格差があります。 
図体の大きな右の個体が♀で、小さい左の個体が♂なのでしょう(♂L<♀R)。 
親子の可能性とか考え出すとややこしいので、とりあえず♀♂つがいとしておきます。 
(ノスリが子別れする時期はいつ?) 

雲がほとんどない青空を背景にして、ノスリの勇姿が西日を浴びてよく撮れています。 
吹きさらしの高所では羽毛が風で逆立ち、なびいています。 
眼下に広がる田園地帯を眼光鋭くキョロキョロと見回して、 獲物を探しているようです。
ときどき右の♀が右足の鋭い鉤爪で痒い頭部をポリポリと掻きました。 
獲物を捕らえるために発達した凶器の鋭い鉤爪を使って、自分を傷つけないように繊細な動きもできるのですね。
ノスリ♀の頭部の羽毛がまるで冠羽のように逆立ってボサボサになりました。 

近くでカラスの鳴き声がします。 
カラスが飛来したものの、なぜか猛禽の♀♂ペアに対してモビング(嫌がらせ)をしないで通り過ぎました。 

私が長々とカメラを向けていても、少しずつ電波塔に近づいて撮っても、ノスリ♀♂が飛び立つ気配が全くありません。 
三脚を持ってこなかった私は、強風下でカメラを長時間構える腕が疲れてしまい、撮影を打ち切りました。 


※ 動画の素材を撮影順から入れ替えました。 


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2024/06/09

風倒木の根元の巣口で立木に排尿マーキングしてから仲間と追いかけっこするホンドタヌキ【トレイルカメラ】

 



2023年9月中旬・午後15:00頃


シーン0:9/7・午後15:00・晴れ(@0:00〜) 
明るい時間帯にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 
スギ防風林で風倒木の根元に掘られた謎の巣穴をトレイルカメラで見下ろすように監視しています。 
巣口を取り囲むように、根元が雪圧で強く湾曲した落葉灌木(樹種はマルバゴマギ?)が生えています。 


シーン1:9/7・午後14:57(@0:03〜) 
1頭のホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が画面の下から登場しました。 
曲がりくねって伸びるマルバゴマギ灌木の匂いを嗅ぎ回り、根元に排尿マーキングしました。 
左後脚を上げながら小便したので、タヌキの性別は♂と判明。 
その後も巣口で落ち葉の匂いを嗅いだりして、なかなか立ち去ろうとしません。 


シーン2:9/7・午後14:58(@1:04〜) 
続けてトレイルカメラが起動したときには、さっきの個体aは画面の左端に移動して佇んでいました。 
そこへ右から別個体bがやって来ました。(@1:14〜) 
すると先行個体aが後続個体bに襲いかかり、一緒に走り去りました。 
唸り声や吠える声♪などは聞き取れず、本気の縄張り争いというよりも、家族間(幼獣の兄弟姉妹?)での追いかけっこ遊び(鬼ごっこ)のように見えました。 


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 


【考察】 
本命のタヌキがようやくトレイルカメラに写りました。 
謎の巣穴から外に出てきた直後なのか、それとも通りかかっただけなのですかね? 
なんとなく後者のような気がしているのですけど、巣穴の主の正体はまだはっきり分かりません。 

現場は風倒木や灌木が藪のように入り組んで生い茂っているためにトレイルカメラが非常に設置しにくく、巣穴を上から見下ろす今回の撮影アングルでは画角が非常に狭いのが問題です。 
野生動物が画角内を素早く横切ったり巣穴に出入りしたりすると、監視カメラのセンサーが起動したときには間に合わずに何も写っていないということが多いようです。 
センサーの感度を上げると、風揺れで誤作動が頻発します。 
起動スピードが速い新機種のトレイルカメラに交換すべきかもしれません。 
もっと引きの絵で(離れた位置から)巣穴を監視したいのですけど、藪の中にある巣穴なので、どうしても無理です。 
かと言って、撮影アングルを確保するために巣穴周辺の藪を勝手に伐採したりすると、「営巣地の安全が脅かされた!」と怯えた巣穴の主が逃去してしまうことが予想されます。 





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