2024/05/10

タヌキの溜め糞場で必死に配偶者ガードするオオヒラタシデムシ♂

 

2023年7月下旬・午後14:35頃・ 晴れ 

防風林でスギ倒木の横にホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が残した溜め糞場phでオオヒラタシデムシNecrophila japonica)が三つ巴で組んずほぐれつしていました。 
どうやら、交尾中の♀♂ペアにライバル♂が横恋慕して♀を強奪しようとしているようです。 
横倒しになった♀♂ペアもマウントしているだけで交尾器は結合していません。 
交尾した後も♀が産卵するまで浮気しないように♂は配偶者ガードしているのでしょう。 

♀にマウントした♂が腹端を左右に激しく振っているのは、ライバル♂に対する威嚇牽制のつもりだと思うのですが、有効な反撃になっているとは思えません。 
腹端から何か刺激臭でも放出しているのかな? 
そんなことよりも早く(再び)♀と交尾して結合を続ければ、何よりも有効な浮気防止になると思うのですけど…。
溜め糞場で栄養を摂取して産卵したい♀にとっては迷惑なだけかもしれません。 

武器を持たないオオヒラタシデムシ♂同士は♀を巡る闘争に一体どうやって決着をつけるのでしょう?
早い者勝ちで交尾するしかない気がします。 
他に急ぐ用事のあった私は、この3匹の成り行きを見届ける余裕がありませんでした。

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2024/05/09

夜の泉で泳ぐ野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2022年8月上旬 

里山の水場に設置したトレイルカメラの記録です。 

シーン1:8/5・午後21:08(@0:00〜) 
晩に奥の森から次々に飛来するコウモリが池の水面スレスレを何度も往復して、ときどき水面に波紋が広がります。 
コウモリが着水した瞬間に池の水を飲んでいるのではないかと予想しているのですが、動画のフレームレートが15fpsと低くてよく分かりません。 
(水生昆虫の捕食または水浴という可能性も考えられます。) 

カメラの近くにクモの網が張ってあるようです。 
空中に白い玉が2つ浮いているように見えるのは、クモの網の粘球がカメラの赤外線を反射しているのでしょう。 

コウモリが居なくなってしばらくすると、画面の左下から野ネズミ(ノネズミ)が登場しました。 
此岸から左岸に跳び移ります。 
いつもならそのまま岸辺をへつるように駆け抜けるのに、今回は左岸から池に躊躇なく入水したので驚きました。 
浅瀬を走るだけでなく、途中から明らかに水中を泳いで対岸へ上陸しました。 
そのまま林道の草むらに姿を消しました。 
野ネズミは水を恐れるどころか、しっかり泳げることが、これで判明しました。 
今回の映像が最も説得力があります。 

関連記事(1年前、1ヶ月前の撮影)▶  


野ネズミの水泳シーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:39〜) 
泳ぐことで近道になっているかどうか、微妙です。 
ついでに水を飲んだとか、暑い熱帯夜で水浴したかったのかもしれません。 
(旧機種のトレイルカメラでは動画撮影時に気温のデータが取得されないのが残念です。) 

岸辺の草むらに天敵の捕食者が潜んでいると警戒した野ネズミが裏をかいたのでしょうか? 
例えば、この水場にはヤマカガシRhabdophis tigrinus)という毒蛇が来たことがあります。 
しかしヤマカガシも泳ぎが得意です。 

関連記事(6年前の撮影)▶ 水路を泳いで渡るヤマカガシ 


シーン2:8/6・午前3:35(@1:10〜) 
約6.5時間後。
日付が変わった深夜未明に、逆コースで野ネズミが現れました。(画面の赤丸に注目) 
対岸の草むらから左岸へと水際をチョロチョロ走って戻って来ます。 
今回は池を泳がずに陸上を移動しました。 
野ネズミの白く光る眼が池の水面にも反射しています。 

頻繁に飛来するコウモリのせいでトレイルカメラの電池が消耗してしまい、残念ながら15秒弱しか録画されなくなりました。 
尻切れトンボの映像ですが、途中で野ネズミは浅瀬から池の水を飲んだり獲物(昆虫?)を探したようにも見えます。 
池畔から奥の林道へ抜ける同じ獣道を往復しているので、シーン1と同一個体の野ネズミだと思われます。

畑を耕すトラクターの近くで虫を捕食するムクドリの群れ(野鳥:オートライシズム)

 

2023年6月下旬・午前10:50頃・晴れ 

トラクターが耕している郊外の畑にムクドリSturnus cineraceus)の小群が集まっていました。 
土を掘り返した直後の区画で次々と虫を捕食しているようです。
トラクターの耕耘活動を利用するためには、凄まじい騒音や動きへの恐怖を克服して餌が多く取れることを学習する必要があります。  
鳥が自分の生活のために、他の動物や人の活動を積極的に利用することを「オートライシズム」と呼んでいます。(平塚市博物館のホームページより引用)

ムクドリが嘴を常に半開きにしているのは、暑さに喘いでいるのかもしれません。 
(気温を測るのを忘れてしまいました。) 




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