2024/02/13

笹薮のタヌキ溜め糞場で虫を探すウグイス?【野鳥:トレイルカメラ】

 

2023年4月上旬


笹薮が生い茂る河畔林にあるホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の溜め糞場rpを自動撮影カメラで見張っていると、夕方に小鳥が登場しました。 


シーン1・4/6・午後15:30・(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたま撮れた現場の様子です。 
オニグルミ大木の下にこんもりと巨大な溜め糞場rpがあります。  


シーン2・4/9・午後17:25頃・晴れ (@0:05〜) 
画面の赤丸に注目してください。 
笹藪の奥から現れた小鳥が林床をピョンピョン跳んで移動(ホッピング)し、溜め糞rpの上を横切りました。 
気温がまだ低いこの時期はハエの幼虫(蛆虫)や糞虫など獲物となる虫は居なかったようで、左に素通りしました。 

この時期はウグイス♂(Horornis diphone)がホーホケキョ♪とさえずる鳴き声がこの地点でよく録音されていたので、今回の小鳥はおそらくウグイスではないかと思うのですが、定かではありません。 


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 
旧機種のトレイルカメラには奇妙な癖があって、明るい日中の映像を撮ると画面全体にピンク色のフィルターがかかることが多く、しかもそれが点滅するのです。 
あまりにも見苦しいので自動色調補正して、騙し騙し使っています。 
新機種のトレイルカメラに少しずつ買い替えようとしているのですけど、せっかく買った新機種の方が先に壊れてしまいます。
堅牢性の高い旧機種をなかなか引退させられずに、仕方なく使い続けるはめになっています。 


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2024/02/12

幼獣の上に座ってアロマーキングするニホンアナグマ♀【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年6月上旬〜中旬

ニホンアナグマMeles anakuma)の母親♀が巣外に連れ出した幼獣に対して頻繁にアロマーキングするようになりました。 
アナグマのマーキング行動にはスクワットマーキングとアロマーキングの2種類あります。 
地面に座って尻を擦り付け、臭腺や肛門腺で縄張り宣言の匂い付けをするスクワットマーキングはトレイルカメラでこれまで何度も撮れていたものの、アロマーキングは初見です。
普段は巣内でアロマーキングしているのでしょう。
アロマーキングとは、アナグマどうしのにおいづけであり、二匹のアナグマがおしりを向けて立ち、臭腺を直接たがいにこすりあう。日本では、私はまだアロマーキングを見たことはないが、イギリスでは、個体の持つ臭腺物質および臭腺内に生息する微生物を交換することで、グループ内の個体が同じ構成のにおい物質を持つために行われるとされている。(金子弥生『里山のクラスアナグマたち:フィールドワーカーと野生動物』p64-65より引用)

幼獣が育って自分で勝手に歩き回るようになる前に、「我が子である」と匂いで認識できるように母親♀がアロマーキングするのでしょう。 
私は幼獣の個体識別が出来ていないのですが、♀は4頭の幼獣に万遍なくアロマーキングしているはずです。 

2台のトレイルカメラで別アングルから営巣地(セット)を監視しています。 
新機種と旧機種を入れ替えました。 
今回の動画では、表示される気温はすべて異常値です。 
これから夏になると、暗視動画の連続撮影によるカメラの熱暴走が心配です。 


シーン1・6/10・午後19:25(@0:00〜) 
アナグマ♀が手前の巣穴Lの外に4頭の幼獣を連れ出していました。 
幼獣たちは覚束ない足取りで歩き回り、母親♀の体にまとわりついてきます。 
そのうちの1頭の上に♀が軽く座ったのは、アロマーキングですかね? 
その後、別個体の幼獣が♀の背後から股の間を通り抜けた際には、アロマーキングをしませんでした。 


シーン2・6/10・午後23:03(@0:22〜) 
深夜に母子2頭が巣外に出ています。 
♀がまたもや幼獣の上にちょっと座って尻を付けました。 
♀はそのまま幼獣を尻で押し潰したりしないでアクセストレンチに座り直し、痒い体を後足で掻き始めました。 
母親に尻で座られても幼獣は悲鳴を上げたり抗議したりすることもありません。 


シーン3・6/10・午後23:03(@0:22〜) 
別アングルに設置した旧機種のトレイルカメラにも同じアロマーキングのシーンが録画されていました。 


シーン4・6/11・午後19:41(@0:45〜) 
翌日の晩に、母子2頭が巣外に出ています。 
♀が幼獣の上を跨いで通り過ぎる際に、わざと幼獣の上にちょっと座って尻を擦り付けました。 
その後は幼獣の毛皮を舐めて毛繕いしてやります。(対他毛繕い) 


シーン5・6/13・午前3:44(@0:56〜) 
2日後の雨が降る未明に、母子3頭が巣外に出ています。 
足元にまとわりついてくる幼獣の上に♀が跨り、尻を擦り付けました。 


シーン6・6/13・午前3:52(@1:11〜) 
8分後、新機種トレイルカメラによる別アングルの暗視映像に切り替わりました。 
手前の巣口Lで待っていた幼獣を咥えて♀が外に連れ出しました。 
途中で幼獣を地面に下ろして、その毛皮を舐め始めました(対他毛繕い) 
ときどき幼獣の上に跨る行動が意図的だとすれば、アロマーキングなのでしょう。 


シーン7・6/13・午後18:34(@1:30)日の入り時刻は午後19:05。 
同じ日の夕方、母子2頭が右の巣穴Rから外に出ています。 
♀がときどき幼獣の上に軽く座ってアロマーキングしています。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 

成獣間の対他毛繕い(アログルーミング)は何度も見ているのに、アロマーキングは未だ一度も見たことがありません。
アナグマ♀とヘルパー♂(1歳仔の息子)は巣内でアロマーキングしているのでしょうか?



ムラサキツメクサの花蜜を吸うベニシジミ【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2023年6月上旬・午前11:00頃・晴れ 

川沿いの堤防路に咲いたムラサキツメクサ(=アカツメクサ)ベニシジミLycaena phlaeas daimio)が訪花していました。 
共にありふれた普通種ですけど、意外にもこの組合せは初見です。 
翅を立てたまま(ほとんど閉じて)吸蜜しているということは、気温が暑いのでしょう。 
よほど花蜜の量が豊富なのか、なかなか飛んでくれません。 
よく見ると、クモの遊糸が吹き流しのように風にたなびいているのがキラキラと光って見えます。 

花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:14〜) 
すぐ横をヒゲナガハナバチ?が高速で飛来しても、ベニシジミは無反応でした。 
用事があって急いでいた私はベニシジミが自発的に飛び立つまで待ち切れず、帽子を投げつけたら前方に飛び去りました。 
緊急避難の羽ばたきが速過ぎて、翅表の斑紋をしっかり見極められず、春型か夏型か不明です。

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