2023/11/04

春の刈田で落ち穂拾いするキジ♀3羽の群れ(野鳥)

 

2023年4月中旬・午前10:20頃・くもり 

田んぼの農道で採食する2羽のキジ♀(Phasianus versicolor)を発見。 
私に気づくと警戒し、農道から隣の刈田に慌てて逃げ込みました。 
地味な羽毛のキジ♀は刈田に居ると見事な保護色となり、カメラのAFピントが合焦しにくくなります。 
じっとしていれば、まず見つからないでしょう。

キジ♀が飛び去るシーンを期待して、動画を撮りながら農道を歩いて近づいてみました。 
しかし飛ぶのが苦手なキジは、よほど身の危険が迫らなければ、ひたすら走って逃げるようです。 
足早に刈田を横断し、畦道を乗り越え、私からどんどん離れて行きます。 
キジ♀には目立った冠羽がありませんが、後頭部の羽毛が少し逆立っていたのは緊張の現れなのでしょう。 
私が立ち止まって撮影を続けると、充分な安全距離を取ったキジ♀はようやく警戒を解き、逆立っていた冠羽が寝ました。 

途中からもう1羽が現れ、計3羽の群れと判明しました。 
キジは♀だけが集まって群れを形成します。
嘴の動きを見ると、キジ♀は刈田を移動しながらときどき互いに小声で鳴き交わしているのかもしれません。 
残念ながら遠くて鳴き声を聞き取れませんでした。 

ようやく落ち着くと同じ区画の刈田で仲間と合流し、歩きながら地面を啄んで採食を始めました。 
落ち穂拾いだけでなく、春の刈田で昆虫や虫などを捕食しているのかもしれません。 
採食の合間に立ち止まって胸の羽毛を嘴で整えました(羽繕い)。 

最後は田んぼの端にある枯れヨシ原へ逃げ込みました。
いつもここはキジの隠れ家となっています。 
ヨシ原にキジの営巣地がありそうだと前々から睨んでいるのですけど、未確認です。 

ところで、キジ♀が採食していた刈田の一区画だけ、なぜか大量の不燃ゴミが散乱していました。 
せっかく撮れた採食動画が見苦しいゴミのせいで台無しです。 
田起こし前に撒く肥料のような物だとしたら、刈田の全区画に撒くはずです。 
何かトラブルがあって誰かが悪質な嫌がらせでゴミをぶちまけたのか…?と米農家の闇を見た気がしました。(勝手な想像です) 



2023/11/03

巣穴周辺で仰向けに寝転がって毛繕いするニホンアナグマ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年4月中旬 

二次林に営巣するニホンアナグマ♀(Meles anakuma)の記録です。 
営巣地(セット)で独特な毛繕い行動をしています。 

シーン1:4/17・午後23:26・(@0:00〜) 
深夜にセットの奥をうろついてから右の林縁で座り込み、仰向けにひっくり返って毛繕いを始めました。 
謎の行動で初見でしたが、アナグマの基本的な行動レパートリーだと後に分かってきます。 
この映像ではやや遠く、性別が見分けられません。 
(♀の巣穴に夜這いに来た♂の可能性もあります。) 


シーン2:4/20・午前4:28・(@1:01〜) 
3日後も同様の毛繕い行動が撮れていました。 
この個体は巣穴の主の♀です。 
手前の巣口R周辺をうろついてから、立ち止まって座り込みました。 
仰向け姿勢で毛繕いしたり、痒い体を足でボリボリ掻いたりしています。 
自分の毛皮を甘噛みしているような気もしますが、もっと鮮明な暗視映像で撮れるアングルを工夫しないといけません。 

最後は手前の巣穴Rに入りました。 


※ 一部は動画編集時に自動色調補正を施しています。 




日光浴してから飛ぶ越冬明けのエルタテハ

 

2023年4月中旬・午後12:50頃・晴れ 

里山の尾根道には残雪が少しありました。 
山道の横にある枯れ草の上で越冬明けのエルタテハNymphalis vaualbum)が翅を開閉しながら日光浴していました。 
体温を上げてから自発的に飛び去りました。 
 翅裏をしっかり見せてくれず、性別を見分けられません。 
右後翅の激しい破損が、越冬の厳しさを物語っています。 
それでも飛翔能力に支障はないようです。 
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

よく似たヒオドシチョウも同様に日光浴する姿を、この日の山行で多数見かけました。(映像公開予定)
私のフィールドでエルタテハは個体数が少なく、出会えると嬉しい蝶のひとつです。


関連記事(9年前の撮影@晩秋)▶ エルタテハの日光浴

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