2023/10/05

遊歩道のタヌキ溜め糞場で未消化の種子を食べに来た野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 


2023年3月下旬・午前2:10頃 

スギ植林地の遊歩道にホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が残した溜め糞場opを自動撮影カメラで見張っていると、野ネズミ(ノネズミ)が登場しました。 
他の地点に設置している監視カメラも含めて冬の積雪期には野ネズミの活動は全く写らなかったのですけど、春になって山林の残雪が溶けると再び活動を始めたようです。 


シーン0:3/24・午後14:44 
明るい日中にたまたま撮れた現場の様子です。 


シーン1:3/31・午前2:08(@0:05〜) 
深夜に斜面の林床を野ネズミがチョロチョロと探餌徘徊しています。 
タヌキの溜め糞場opを見つけると長く留まり、未消化の種子を食べているようです。 
ホンドタヌキは種子散布者で、野ネズミは種子捕食者になります。 
森全体の健康を保つためには、両者のバランスが欠かせません。 

残念ながらカメラの電池が消耗していて、録画が早々に打ち切られてしまいました。


シーン2:3/31・午前2:09(@0:42〜) 
録画が再開されると、野ネズミは溜め糞場opを離れていました。
スギ落ち葉の下に顔を突っ込んで餌を探しながら斜面を左下に移動しています。(探餌徘徊)


雪解け田んぼで採食するコハクチョウの大群に遠慮するハシボソガラス【冬の野鳥:4K動画】

 

2023年3月下旬・午後16:15頃〜17:15頃・晴れ 

雪国で広大な田園地帯の残雪が溶け始めると、冬鳥のコハクチョウCygnus columbianus bewickii)の大群が押し寄せて集団採食するようになりました。 
 一方、ハシボソガラスCorvus corone)は留鳥です。 
白鳥が飛来するまで、この雪田はカラスが支配する餌場でした。 
ライバルや猛禽などの天敵が現れると、モビング(擬攻撃)して縄張りから追い払ってしまいます。 




ハシボソガラスは餌場で新参のコハクチョウに対してどう振る舞うでしょうか? 
白鳥に対してもモビングや嫌がらせをするのではないかと内心期待して、注目してみました。 

基本的に2種の鳥は互いの存在を無視して、各々が自由気ままに採食しているように見えます。(餌場を平和に共有?)
2種間であからさまな縄張り争いや占有行動は見られませんでした。 

雪解け田んぼでハシボソガラスがときどきガーガー♪と嗄れ声で鳴いています。 
コハクチョウの近くで鳴きながら尾羽根をすばやく左右に開閉するのは、威嚇や緊張の現れなのかな? 
最近急に現れたよそ者に困惑して、縄張りの餌場から追い出したいのではないかと勝手に想像してしまいます。 

カラスが白鳥の背後から忍び寄ったときは、白鳥の尾羽根を引っ張ったりつついたりして嫌がらせをするかな?と期待したものの、カラスにそんな勇気は無いようです。
至近距離でカラスに背後を取られても、白鳥はカラスを全く恐れていません(相手にしてない)。 
体格で勝るコハクチョウはハシボソガラスのことなど眼中に無いようで、雪解け田んぼでひたすら落ち穂拾いや羽繕いを続けています。 

よく観察すると、ハシボソガラスはモビングするどころか体格の大きなコハクチョウに遠慮しているようです。 
餌場でコハクチョウがハシボソガラスに向き直ったり近寄ったりすると、カラスは慌ててその場を離れて歩き去ります。 
普段は厚かましいカラスが餌場で弱気になっている様子を見るのは珍しいです。 
明らかに多勢に無勢なので、諦めているようです。 
結局カラスは居心地が悪くなって飛び立ち、白鳥の数が少ない区画に移動しました。 

もしかして、少数のコハクチョウが雪解け田んぼに飛来し始めた初期にはハシボソガラスの方が優勢で、白鳥を追い払ったりしていたのでしょうか?
餌場となる雪解け田んぼはあまりにも広大なので、とても縄張り防衛できないのかもしれません。
 

2023/10/04

春雨の降る日中に笹藪の溜め糞場で排便するホンドタヌキのペア【トレイルカメラ】

 



2023年3月下旬 

笹薮の生い茂る河畔林でタヌキの溜め糞場rpを自動撮影カメラで定点監視しています。 


シーン1:3/26・午後14:50・雨天・気温8℃(@0:00〜) 
雨が降る午後に1頭のホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が右から登場しました。 
夜行性のタヌキが明るい日中に溜め糞場に来るのは珍しいです。 
北東を向いて排便すると、ブルブル身震いして濡れた毛皮の水気を切ってから左手前に立ち去りました。 
雨天の昼間に脱糞するタヌキは初見です。 


シーン2:3/26・午後14:54・気温9℃(@0:36〜) 
3分後に2頭目の個体が溜め糞場rpにやって来ました。 
おそらく♀♂つがいのパートナーが相次いでやって来たのでしょう。 
登場経路(右から)も、排便する向き(北東)も先行個体と同じでした。 
左手前に立ち去る間際に立ち止まって身震いする行動まで同じで、まるで再放送のようでした。 

明るい昼間ならタヌキの顔つきから個体識別できるでしょうか? 


シーン3:3/31・午後13:15・晴れ
5日後に現場入りしてトレイルカメラの電池を交換しました。 
林床の残雪は完全に無くなり、周囲に生い茂る笹藪の草丈は最大で約170cmにも伸びていました。 
カメラの視界を遮って撮影の邪魔になりそうな笹だけ最小限に刈りました。 
あまり環境を改変しすぎると、タヌキが警戒して溜め糞場rpに近寄らなくなってしまいそうです。 

大量の溜め糞はほとんど古くて乾いた糞でした。 
ズームインしても、食糞性の昆虫は全く(ハエ1匹さえ)来ていません。 

最後に引きの絵で状況説明したつもりが、せっかちな私の悪い癖でカメラを振り回すスピードが早過ぎました。 
酔いそうな映像だったので、1/2倍速のスローモーションに加工しました。 








ランダムに記事を読む