2023/07/09

トレイルカメラを警戒して給餌場に近寄らないホンドタヌキ【暗視映像】

 



2022年11月下旬・午後19:07・気温5℃ 

山林でカラマツの根元にオニグルミの実を給餌して、野生動物が来るのを自動撮影カメラで見張っています。 
今回は果皮が付いたままのオニグルミ果実と、果皮を剥いた堅果を分けて、左右2箇所に山盛りに置いてみました。 

晩に珍しくホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が通りかかりました。 
獣道を通って左から登場したタヌキが立ち止まり、カメラ目線になっています。 
給餌場の方を向いて少し匂いを嗅いだものの、すぐに左へ引き返してしまいました。 
私の残り香を嗅ぎ取り、罠だと思って警戒したのでしょうか?
それとも、ローアングルで至近距離に設置したトレイルカメラが発する赤外線またはかすかなノイズに気づいたのかもしれません。
もし高所から見下ろすアングルでタヌキに気づかれないよう隠し撮りすれば、タヌキはクルミを試食したかな? 
タヌキが胡桃を食べるという話は聞いたことがないので、興味があります。 

つづく→

刈田の上空でホバリングして獲物を狩るチョウゲンボウ♀♂(野鳥)

 

2022年11月下旬・午後12:55頃・晴れ 

稲刈りの終わった刈田の上空でチョウゲンボウ♂(Falco tinnunculus)がホバリング(停空飛翔)していました。 
野ネズミやモグラなどの小動物などをドローンのように上空から探しているのです。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、頭部が灰色っぽいのでおそらく♂のようです。 
秋晴れの空中の一点でヒラヒラと羽ばたきながら見事に停飛しています。 
旋回したりスゥーッと高度を少し下げたりしてから再びホバリング。 
滑空しながらよそ見をした(顔は横を向いた)のに、そちらには旋回しませんでした。 
チョウゲンボウ♂が滑空して刈田に舞い降りたのですが、手前に生えた枯れ草が邪魔で、狩りの成否は不明です。 

地表からチョウゲンボウが飛び立つ瞬間を撮り損ねてしまいました。 
飛翔シーンをスロー再生しても、獲物を足で掴んで運んでいるかどうか、遠くてはっきり見えません。 (空荷なら両足を後方に揃えて流線型になるはず?) 
そのまま流し撮りすると、刈田の端に建つ民家の屋根の角に止まりました。 
続けてもう1羽(番(つがい)のパートナー♀)が追いかけるように飛んで来て、通り過ぎました。 
狩った獲物を屋根の上で啄むかどうか、見届けるべきでしたね。
少なくとも、パートナーに獲物を分け与える(求愛給餌)ことはしませんでした。


飛び去ったチョウゲンボウを追いかけて住宅地に向かうと、電柱の天辺に♂が止まっていました。 
私がカメラを向けると、急旋回しながら飛び去りました。 
ズームアウトして行方を追うと、少し離れた民家の屋根に止まり直しました。 
パートナー♀と合流して同じ屋根の対角に止まると、眼下に広がる刈田を見張って獲物を探します。 
ときどき頷いているのは、気になる対象物を凝視しているからです。 

この間、チョウゲンボウ♀♂の鳴き声は一度も聞き取れませんでした。 


※ 動画の順番を入れ替えて、分かりやすいストーリーに再構成しました。







2023/07/08

幅3mの水路を軽々と跳び越える野生ニホンザル♀♂

 

2022年11月下旬・午後15:40頃・くもり 

山麓を流れる用水路沿いで野生ニホンザル♀♂(Macaca fuscata fuscata)の小さな群れと遭遇しました。 
成獣は顔と♀の尻、♂の睾丸が紅潮していることから、発情期が始まったようです。 

計5頭の小群が水路に沿って遊動を始めたのですが、私を迂回しながらすれ違うために幅3mの用水路を軽々と飛び越えました。 
立ち幅跳びの見事な身体能力を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
後脚は対岸に届かなくても、護岸の縁に掛けた前足で体重を支えて着地しています。 
晩秋に農業用水路の水は流れておらず、底に落ち葉が少し溜まっているだけでした。 

1頭のニホンザル♂が黒い首輪を装着していました。 
テレメトリー調査のためにGPSを付けられた個体です。 
GPSの首輪は充分に軽く、装着していてもニホンザルの負担にならないようです。 

歩き去る♀成獣の尻に付着していた白い粘液は、おそらく交尾後の精液なのでしょう。
ニホンザルの精液痕を見たのは初めてです。
しかし体外射精したのだとしたら、交尾経験の乏しい若い♂が焦って早漏したのかもしれません。
交尾の様子を実際に観察するには一足遅かったようで、残念でした。



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