2023/06/11

秋の夜に給餌場からオニグルミ堅果を運ぶ野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2022年11月上旬

2回目の給餌をしたオニグルミ堅果を、夜になると野ネズミ(ノネズミ)が1個ずつ持ち去り、どこかに貯食します。
一晩の貯食活動の記録をまとめました。 


シーン0:11/7 
新たに40個のクルミをカラマツの根元に山盛りに置きました。 


シーン1:11/8・午後17:09・気温13℃ (@0:03〜) (日の入り時刻は午後16:37) 
監視カメラが晩に起動すると、雨が降っていました。 
給餌場のクルミがいつの間にか、かなり減っていました。 
野生動物が持ち去ったのに、トレイルカメラで撮り損ねた回が結構ありそうです。 
明るい昼間にリスが素早く盗みに通っていたのなら嬉しいのですけど、証拠映像が無ければ話になりません。 


シーン2:11/8・午後17:46・気温8℃ (@0:07〜) 
小雨が降り続く中、餌場に来ていた野ネズミがオニグルミ堅果を1個選んでいます。 
表面を少し齧って残っていた果肉を取り除き、咥えやすくしてから左に運び去りました。 
斜面に繁茂する常緑のシシガシラ群落の下に隠れた後も、白い目がチラチラと光って見えます。 
そこに巣穴や隠れ家があるのでしょうか? 
(※ 後日に巣穴を現場検証した動画を公開予定。)
安全な隠れ家でゆっくり時間をかけてクルミの硬い殻に穴を開け、美味しい中身を食べているのでしょう。 


シーン3:11/8・午後18:33・気温7℃ (@1:05〜) 
野ネズミが餌場に長居している間に、落ち葉がひらひらと舞い散りました。 
このカラマツの幹は根際で強く湾曲しています(多雪地帯の山地に特有の樹形)。
オーバーハングした庇のようになっているおかげで、この給餌場には落ち葉や雨がほとんどかからないようになっています。 
単純に餌を林床に置いたたけでは、あっという間に大量の落ち葉に埋もれてしまい、野生動物が餌を見つけにくくなってしまいますから、何か工夫が必要となります。 

野ネズミがようやく選んだクルミを咥えて右に持ち出したものの、運びにくそうで立ち止まりました。 
クルミをどこに運ぶか気が変わったようで、方向転換するとカラマツの根元を右から回り込んで斜面を登り、幹の陰に姿を消しました。 


シーン4:11/8・午後18:35・気温12℃ (@2:05〜) 
餌場からクルミを左に運び去り、シシガシラ群落の下に隠れました。 
茂みの隙間から野ネズミの白く光る眼が点滅しています。 
もしかすると、巣穴(隠れ家?)にクルミを溜め込んでいるのかもしれません。 


シーン5:11/8・午後19:02・気温7℃ (@3:05〜) 
気温が下がったせいかカメラの起動が遅れ、野ネズミが画面の右端でクルミを咥えて右へ運搬中でした。 
しばらくすると、野ネズミが空荷で画面の右下から餌場に元気よく駆け戻って来ました。 
給餌場で次のクルミを物色中に録画が終了してしまいました。 

カメラのレンズのすぐ近くを歩脚の長いザトウムシが横切りました。 


シーン6:11/8・午後19:10・気温8℃ (@3:25〜) 
カメラが起動すると、ちょうど野ネズミが餌場に戻ってくる途中でした。 
クルミを口に咥え、カラマツの根際を左から回り込むように斜面を登り、右斜面を斜めに登って行きました。 


シーン7:11/17・午前6:19・気温4℃ (@4:14〜) 
餌場のクルミが完全に無くなった様子を明るい早朝に撮った参考映像です。 


※ 暗い暗視映像には動画編集時に自動色調補正を施しています。 


紅葉したヌルデの樹上で鳴き交わし♪脱糞するカシラダカ(冬の野鳥)

 

2022年11月上旬・午後15:55頃・くもり 

里山の入山口を私が歩いていると、数羽の野鳥が道端から飛び上がって近くのヌルデ樹上に避難しました。 
カメラでズームインしてみると、冬鳥のカシラダカEmberiza rustica)でした。 
チッチッチッ♪と群れで鳴き交わしているのは、私に対する警戒声なのでしょう。 
近くで工事する車両の作業音がうるさくて、カシラダカの地鳴きがかき消されそうなのが残念でした。 

頻りに嘴を足元の枝に擦り付けているということは、それまで地上で採食していたのか、それとも私への苛立ちから来る転移行動(真空行動)かな? 
止まり木から白い糞をポトリと一滴落とす脱糞シーンを2回撮れました。(@0:16 および 1:44) 

ヌルデの紅葉は盛りを過ぎ、萎れて枯れかけています。 
カシラダカがヌルデの実を採食するかと期待したのですが、飛び去ってしまいました。 
少なくとも2羽を動画で撮影しました(前後半で別個体)。

関連記事(1年前の撮影:脱糞シーンあり)▶ 枯れた藪で採食する冬羽のカシラダカ(冬の野鳥)

2023/06/10

秋になりスギ林道の溜め糞場にペアで通うホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2022年11月上旬〜中旬

里山のスギ林道にある溜め糞場sをトレイルカメラで長期監視しているのですが、この地点では晩秋になってようやくホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の♀♂つがいが同時に通って来るようになりました。 
未だしっかりと個体識別できていませんが、それまでは個別に来ていたようです。 
他の地点の溜め糞場では結構頻繁にペアで(2頭同時に)写るのですが、ここではなぜか単独のタヌキばかり写るので気になっていました。


シーン1:11/10・午後22:01 
林道を左から歩いて♀♂ペアで登場。 
寒い冬に備えて丸々と肥えていて、共に「フサ尾」でした。 
溜め糞場sを素通りして、右に立ち去りました。 


シーン2:11/12・午後17:59・ (@0:18〜)日の入り時刻は午後16:33 
2日後の晩に♀♂ペアが同時にやって来ました。 
先頭個体が溜め糞sに左向きに(北向き)跨がり、排便中でした。 
後続の個体はカメラを見上げてから先頭個体をゆっくり追い越し、左に立ち去りました。 
用を足したタヌキがパートナーを追いかけると、林道に積もった落ち葉をカサカサ♪と踏みしめる音が聞こえます。 

今回も共に「フサ尾」でした。 

シーン3:11/14・午後23:51・ (@0:45〜) 
更に2日後の深夜に、1頭のタヌキが林道を右から歩いて登場。 
溜め糞場sの匂いを嗅いだだけで左に歩き去りました。 
監視カメラがその後も動画を撮り続けると、約25秒後に後続個体が右から登場。 
(間の空白時間は退屈なので、5倍速にしてあります。) 
同じく溜め糞場を素通りして、左に立ち去りました。 
2頭とも「フサ尾」でした。 

「垂れ尾」は居なくなってしまった(他所に行った)のか、それとも冬毛に生え変わると「フサ尾」になるのでしょうか? 
顔つきなど他の安定した特徴で個体識別できるようにならないといけません。 
しかし、毎回トレイルカメラでタヌキの顔が正面から写るとは限りません。
残念ながら性別も見分けがつきません。 


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 



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