2023/03/27

スギ林道で夜な夜な餌を探し回る野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2022年9月下旬 

里山のスギ林道に設置された自動撮影カメラに写った野ネズミ(ノネズミ)の記録です。 

シーン1:9/22・午後22:32・小雨・気温16℃ 
画面の右下隅の辺りをウロチョロしています。 
しばらくすると、戻ってきた同一個体?が林道を右へ走り去りました。 

実は画面の右下隅の辺りに野ネズミの巣穴があることが後に判明します。 


シーン2:9/23・午前00:28・小雨・気温16℃ (@0:23〜) 
2時間後も小雨が降り続いています。 
対面に見えるスギ大木の根元から左に少し移動してから林道を手前に横断しました。 
しばらくすると、画面下から林道に戻って来ました。 
タヌキとアナグマが共有している溜め糞場sをあちこち駆け回ります。 
しかし、溜め糞に含まれる未消化の種子とか食糞性昆虫を目当てに来たという訳でもなさそうです。 
林道上に転がっている落枝に乗ると、伝い歩きします。 
この地点で野ネズミがこれほど長時間写ったのは初めてかもしれません。 
スギ植林地の林床には野ネズミが好むドングリなどの堅果は落ちていないはずなのに、一体何を探し歩いているのか、不思議でなりません。 
「探しものは何ですか?」 


【追記】
以前、このスギ林道でリスがクルミを貯食していました。
想像を逞しくすると、野ネズミはリスが隠した(埋めた)貯食物をたまたま見つけて横取りした成功体験(労働寄生、盗み寄生)が忘れられずに、この林道に執着して熱心に探索しているのかもしれません。



シーン3:9/23・午前4:01・気温16℃ (@1:23〜) 
3.5時間後、野ネズミが林道を手前に横断しました。 
どうやら小雨は降り止んだようです。


シーン4:9/24・午後21:18・気温16℃ (@1:29〜)
画面中央から奥に向かって林道を横断すると、スギ大木の根元にぶつかりそうになってから右折し、下草の陰に姿を消しました。 
画面奥の斜面を谷側に下って行ったのかもしれません。 



カラムシの葉を綴った巣内に隠れて食事するアカタテハの幼虫

 

2022年9月下旬・午後15:30頃・晴れ 

川沿いの民家の庭で生け垣の隙間にカラムシの群落が生えていました。 
カラムシの花が咲き終わり、実が穂になっています。 
そのカラムシ群落にアカタテハVanessa indica)の幼虫が作った巣が多数見つかりました。 
カラムシの葉裏は白いので、葉裏を表側にして絹糸で綴り合わせた隠れ家は、緑のカラムシ群落では逆に目立っています。 

食草(食材)を巣材としているため、中に潜むアカタテハ幼虫が食べ進むと食事中の上半身が丸見えになります。 
巣材のカラムシ葉の縁からきれいに蚕食していました。 


食事シーンを記録した後で、アカタテハ幼虫の隠れ家を暴いてみることにしました。 
巣材のカラムシ葉同士を綴り合わせる絹糸をペリペリと剥がして巣を開いても、中のアカタテハ幼虫は丸まってじっとしているだけでした。 
暴れて威嚇したり、擬死落下したりすることはありませんでした。 
アカタテハ幼虫の体表に並ぶトゲトゲは見掛け倒しで、ヒトが触れても痛くないのですが、威嚇効果に自信があるのでしょうか? 
別の大きな巣をもう一つぐらい暴いてみるべきでしたね。

アカタテハ幼虫がカラムシの葉を綴り合わせて隠れ家を作る様子をタイムラプスで記録するのが来季以降の課題です。

2023/03/26

早朝のスギ林道を3本足で歩く負傷ニホンザル【トレイルカメラ】

 



2022年9月下旬・午前6:22・気温20℃ (日の出時刻は午前5:25) 

トレイルカメラで監視している里山のスギ林道を通過したニホンザルMacaca fuscata fuscata)の記録です。 
とっくに夜が明けたはずなのに、スギ山林の朝は未だかなり薄暗く、相当ざらついた画質です。 
これならむしろ暗視モードで記録して欲しかったところです。 
もしかすると、朝霧が少し立ち込めているのかもしれません。 

林道を1頭のニホンザルが右に歩き去りました。 
左から来たのならカメラの起動が遅れたのはなぜだろう?と不思議に思っていたら、2番目の個体が右下隅から林道に登場しました。 
林道脇の法面(斜面)の獣道を山側から下って来たようです。 
後続の個体は歩行が痛々しく、右後脚を地面に着かずに3本足でヒョコヒョコと跛行していました。 
棘を踏むなど怪我したのでしょうか? 
生まれつきの奇形かもしれませんし、あるいは「猿も木から落ちる」で骨折した個体なのかな?

関連記事(1年前の撮影)▶ 左後脚を負傷して跛行する野生ニホンザル

関連記事(同じ山系で10日後に撮影)▶ 不自由な右後足をかばって跛行するニホンザル♀


つづく→

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