2022/10/05

後脚が生えてきたオタマジャクシの大群

前回の記事:▶ 山の泉で育つオタマジャクシの大群をすくって見る

2022年7月中旬・午後13:30頃・晴れ・水温17〜18℃ 

トレイルカメラで監視している山中の泉に10日ぶりにやって来ました。 
電池交換のついでに、池で育つ黒いオタマジャクシを観察します。 
アズマヒキガエルBufo japonicus formosus)の幼生ではないかと予想しているのですけど、どうでしょうか? 
今回は横着して、観察容器にすくうサンプリングをやりませんでした。

地下水の湧き水が溜まっている泉は水温が低く、そのためにオタマジャクシの発育が他の池よりもかなり遅れているようです。 
それでもオタマジャクシの変態が進行中で、後脚が伸びた個体が混じっていました。 
私が裸足で池に入水すると、長時間は浸かっていられないぐらいの冷たさです。 
赤外線レーザーの非接触式温度計で池の水温を測ると、17〜18℃でした。
 

ところが今回はうっかり気温を測り忘れてしまいました。 
オタマジャクシの大群が蠢いている岸辺は、日の当たらない木陰なのに水温が少し高いのが不思議でした。
冷たい地下水が湧き出してくる地点を避けてオタマジャクシは集結しているのでしょうか? 
変温動物のはずですが、オタマジャクシの大群の呼吸熱で周囲の水がわずかに温まるのかな? 

動画にたまたま写ったように見えたアメンボ(種名不詳)は、まさかオタマジャクシを襲って吸血するのでしょうか? 
この池ではアカショウビンという鳥がオタマジャクシを捕食しに通っていましたが、数で圧倒することでオタマジャクシの多くが無事に生き残りました。
▼関連記事 
山中の池に飛び込んで獲物を捕食するアカショウビン【野鳥:トレイルカメラ】

つづく→オタマジャクシの群れが池の中で日陰に偏って分布する謎

モクゲンジの花で採餌するクマバチ♀【HD動画&ハイスピード動画】

 

2022年7月中旬・午前11:15頃および午後15:50頃・晴れ 

民家の裏庭で満開に咲いたモクゲンジキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が重低音の羽音♪を響かせながら訪花していました。 
次々に吸蜜するクマバチ♀の後脚を見ると、花粉籠に赤い花粉を少量集めて運んでいます。
顔や腹面も赤い花粉で汚れています。 

モクゲンジの花から花へ飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:20〜) 
枝先に並ぶ花を上に上に登りながら効率的に採餌しています。 
なるべく飛ばずに歩いて隣の花に移動しようと試みているようです。 (省エネ戦略)
前脚で隣の花を手繰り寄せ、届かなければしかたなく飛びます。 

同じ日の午後に現場を再訪すると、風揺れに悩まされました。 
この日はもう既に花粉を採餌し尽くした後のようで、後脚の花粉籠は空荷でした。

2022/10/04

トリアシショウマの花から花へ飛び回るヒメトラハナムグリ

 

2022年7月下旬・午後12:25頃・晴れ 

里山の細い林道を登っていると、道端に咲いたトリアシショウマの群落でヒメトラハナムグリLasiotrichius succinctus)が訪花していました。 
花粉や花蜜を食べに来たのでしょう。 
セマダラコガネAnomala orientalis)の左に居るのがヒメトラハナムグリです。 
マクロモードで接写しようとレンズをそっと近づけると、ヒメトラハナムグリはトリアシショウマの花穂から飛び立ち、離着陸を繰り返しています。 
外見が蜂に似ているベーツ擬態というだけでなく、羽音も蜂に似てブーン♪と軽快な羽音を立てて飛び回ります。 
すると先客のオオハナアブ♂が遠慮して逃げました。 
その間、セマダラコガネは後脚を高々と持ち上げて威嚇・牽制しています。 

飛び立ちおよび飛翔シーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみると(@0:40〜)、ヒメトラハナムグリは鞘翅を閉じたまま後翅を広げて羽ばたいていることが分かります。 
実際には鞘翅は半開きで建付けが悪く、飛翔中はガタついていました。 
脚を左右に大きく広げて飛んでいます。 
240-fpsのハイスピード動画でも飛翔シーンを撮ってみたかったのに、カメラの撮影モードを切り替えたらもう飛んでくれなくなりました…。 

※ 羽音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

ランダムに記事を読む