2021/10/25

水辺の獣道を深夜徘徊するホンドギツネ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2021年8月上旬・午前00:20頃・気温20℃ 

氾濫原の周囲を通る獣道に仕掛けたトレイルカメラ(無人センサーカメラ)にホンドギツネ(Vulpes vulpes japonica)が写っていました。 
平地にもキツネが出没するとは意外でした。 
カメラ目線をくれつつ、右から左へ歩き去りました。 
赤外線の暗視カメラで目がギラギラと明るく光って見えます。 
性別不明。 
夏毛のキツネはかなり痩せて見えます。 
冬に最寄りの雪山で見た疥癬に感染した個体ではなく、健常個体のようでした。
関連記事(5ヶ月前の撮影)▶ 杉の木の下の隠れ家から雪山に逃げる疥癬症のホンドギツネ

※ 動画編集時に正規化(equalizor)して画面全体を明るく加工しています。

早朝に車道の真ん中で座り込んでいたカルガモ(野鳥)

 

2021年7月下旬・午前4:50頃・くもり(日の出時刻は午前4:40) 

田園地帯の農道で夜明け直後にカルガモ(Anas zonorhyncha)が単独で舗装路の真ん中に座り込んでいました。
まさか路上を塒(ねぐら)として一晩寝ていたのでしょうか?
しかし動画を撮り始めたときからカルガモの目は開いていました。 
なんとも大胆なカルガモです。 
いくら過疎地の農村部とは言え、夜中に車が一台も通らなかったとは思えません。
むしろ田舎の農道では夜中に高速で暴走する車がいます。 
そもそも、群れを離れて独りでいるカルガモも珍しい気がします。
関連記事(10年前の撮影:午前5時過ぎ)▶ カルガモの早朝散歩【野鳥】
私がゆっくり近づいても、なかなか逃げようとしません。 
足を怪我しているのでしょうか? 
私が横まで来ると、カルガモは嫌々ながら(?)ようやく立ち上がり、ペタペタと歩いて反対側の歩道へ移動しました。 
私から遠ざかりながら、ときどき尾羽を左右に振る仕草をしました。 
このボディランゲージはどういう意味でしょう? 
寝起きで機嫌が悪いのか、寝ぼけているのか、小声でブツブツ鳴いているようです。 
歩道の奥は休耕田や水田が広がっているのに、そこへ逃げ込もうとしません。 
私が立ち去ったら再び車道に戻るつもりなのでしょうか? 
最後まで飛んで逃げなかったのが意外でした。





2021/10/24

吸水中に排尿するイカリモンガ(蛾):ミネラル摂取

 

2021年7月下旬・午前6:15頃・晴れ 

低山を登り始めてすぐの地点で、山道の轍(わだち)にイカリモンガ(Pterodecta felderi)が静止して泥水をすすっていました。 
いつものように翅をしっかり閉じたまま、水浸しの轍で吸水しています。 
口吻は先端を地面に付けたまま、全く動かしていません。 

吸水中のイカリモンガがときどき腹端から透明な液体をポタポタと排泄していることに気づきました。 
おそらく摂取したい必須のミネラル成分(ナトリウム塩やアンモニウム塩など)の含有濃度が低く、大量の水を飲まないといけないために、余分な水分を直ちに排出しているのでしょう。 
夏に体温を下げるため大量の水を飲んでいる可能性も考えられますが、時間帯が涼しい早朝なので、それはないでしょう。 
そもそもイカリモンガは涼しくて薄暗い林縁に生息する蛾です。

イカリモンガの吸水シーンやミネラル摂取は初見です。 
マクロレンズを装着して排尿シーンをじっくり接写しようか迷いました。 
私のカメラFZ85はバックモニターの角度を変えられず(メーカーPanasonicの改悪でバリアングル機能が廃止)、ヤブ蚊が飛び回る中を水浸しの山道に腹這いにならないといけません。 
そこまでの根性が無くて諦めました。 
(極端なローアングルまたはハイアングルで撮影する際にはバックモニターのバリアングル機能をとても重宝していました。)
その代わり、後半は通常のマクロモードでカメラを被写体に近づけながらしゃがんで接写してみました。 
それでもイカリモンガは飛んで逃げること無く、無心に吸水を続けていました。
ひょっとすると水を飲み過ぎて体温が下がってしまい、飛び立ちにくくなってしまったのかもしれません。
翅に触れてすぐに(準備運動無しで)飛び立つかどうか確かめればよかったですね。

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