2021/06/21

緑のイモムシを巣に運ぶアリ

 

2019年9月下旬・午後14:30頃・晴れ 

河原のコンクリート護岸の上をクロヤマアリ(Formica japonica)のワーカー♀が獲物を引きずって巣に運んでいました。 
蟻は緑色の青虫(種名不詳の幼虫)の細長い体の中央部を咥えて、後ろ向きに引きずって歩いています。 
イモムシはなぜか少し萎びている印象で、腹面を向けているために種類が見分けられませんでした。 
面倒でもアリから一時的に獲物を取り上げて、写真に記録すべきでしたね。 


この河原ではジガバチ♀が活動していたので、もしかするとジガバチが麻酔した獲物を運搬中に落としてしまい、その落とし物をアリが持ち去ったのではないか?となんとなく妄想しました。
実はこのコンクリート護岸で借坑性のハキリバチが営巣していて、私はその定点観察観察に来たのです。
妙に細長い葉片を運んでいるように見えてギョッとして撮り始めたらアリでした。

繁殖池の岸辺の枯草に潜り込むヤマアカガエルの抱接ペア♀♂

前回の記事:▶ 繁殖池の底で♀の死骸に抱接を続けるヤマアカガエル♂(屍姦)
2021年3月中旬・午後12:50頃・くもり 

ヤマアカガエル(Rana ornativentris)の抱接ペア♀♂が繁殖池Hの底から岸辺の方に登ってきました。 
個体識別できていないので、この日見たのと同じペアかどうか不明です。
池の岸では残雪の雪解け水がポタポタと池に滴り落ちています。 
抱接ペアは周囲の安全を確かめてから、岸辺に生えていた草が枯れた茂みの下に潜り込みました。 
ヤマアカガエルの体色は枯れ草に紛れて見事な保護色(迷彩)になっています。 
岸辺の枯草付近で産卵を始めてくれるかと期待したのですが、なぜかいつまで経っても産卵してくれません。 
私もいい加減、待ちくたびれました。 
実はカエルは視力が良くて、池から少し離れたところからじっと見ている私を警戒しているのかもしれません。 

つづく→

2021/06/20

クルミの殻を投げ落として割り抱卵中の♀に給餌するハシボソガラス♂(野鳥)

 

2021年3月下旬・午前9:50頃・くもり 

舗装された堤防路でハシボソガラス(Corvus corone)がオニグルミの実を嘴でいじくり回していました。 
これからクルミ割り行動が見れそうです。 
ようやくクルミを咥えると飛び立ち、急旋回してから近くの電柱に止まりました。 
すぐに電柱から飛び上がると、空中でクルミを離して落としました。 
堤防路から横の土手に転がりかけたクルミをハシボソガラスが追いかけて拾いました。 
落下の衝撃でクルミの硬い殻が上手く割れたようです。 
カラスは足でクルミを押さえながら割れ目に嘴の先を叩き込んで割り、中身をほじくり始めました。 
しかしハシボソガラスの喉袋が膨らんでいることから、自分で食べているのではないようです。 
これから誰かに給餌するのか、それともどこかに隠すのかな?(貯食) 
しかし、クルミを貯食するのなら殻付きのまま隠さないと保存性が低下するはずです。
やがてカラスはクルミの殻を路肩に残して飛び去りました。 
近くの枯木の天辺に止まり直したカラスの喉袋が明らかに膨らんでいます。 
ここで私は動画の撮影を中断してしてしまったのですが、その隙をついてカラスは枯木から飛んで帰巣しました。 
河畔林の樹々は未だ落葉したままですが、近くのニセアカシア(別名ハリエンジュ)樹上に立派な巣が完成していました。 
私が慌てて巣にカメラを向けると、カラスはすぐに巣を離れてしまいました。 
繁殖期の野鳥はとにかく巣の場所をヒトに知られたくないのです。 
出巣したハシボソガラスは止まり木(落葉樹)で嘴を拭いました。 
このとき喉袋の膨らみが無くなっていることから、クルミの実を誰かに給餌した直後であることが分かります。 
シャイなカラスは、私から見えない枝の死角に隠れようとしています。 

改めて私がハシボソガラスの巣にズームインしてみると、巣の上から黒い頭が少しだけ覗いていました。 
♀が抱卵しているのでしょう。 
ということはつまり、投げ落としでクルミの殻を割っていた♂が、巣で抱卵中の♀に甲斐甲斐しく給餌したと分かりました。
クルミを詰め込んだ喉袋が膨らんでいる
抱卵している♀の黒い頭がほんの少しだけ見える?

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