2021/02/25

ハハコグサの花蜜を吸うゴボウハマキモドキ(蛾)の飛び立ち【HD動画&ハイスピード動画】

 

2020年10月下旬・午後15:00頃・晴れ 

田畑の間を通る農道と用水路の間に咲いたハハコグサの小群落で見慣れない地味なミクロ蛾(小蛾)が訪花していました。 
ハハコグサは別名ゴギョウと呼ばれ、春の七草のひとつです。 
ハハコグサの花期は4〜6月とされているので季節外れの狂い咲きかと思いきや、調べてみると秋にも少し花が咲くのだそうです。 

マクロレンズを装着して接写を始めたとき謎の小蛾は口吻を伸ばしておらず、ただ休息しているだけでした。 
しばらくすると、ようやく警戒を解いて口吻を伸ばし、花蜜を吸い始めました。 
ハハコグサの花序を歩き回りながら延々と吸蜜を続けます。 

飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@3:36〜) 
ミクロ蛾の横の花に指でそっと触れた途端に、準備運動なしに勢い良く飛んで逃げました。 
更に1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、緊急避難の離陸はジャンプしているようでした。 

このミクロ蛾の名前を知りたいので、どなたかご存知の方は教えて下さい。 
ハハコグサを食草とする蛾を検索してみたものの、似ている蛾像がヒットしません。

【追記】
いつもお世話になっている「新・蛾像掲示板」で問い合わせたところ、ゴボウハマキモドキ(Tebenna micalis)やヤマハハコハマキモドキが似ていると教えてもらいました。
ヤマハハコハマキモドキも確かに似てますけど、分布が北海道の山地~亜高山ということは、仮に山形県にも分布しているとすれば高山蛾になってしまう気がして除外しました。
現場の横は収穫後の田んぼと畑が広がっていましたが、ゴボウも栽培していたかどうかは分かりません。
確か夏にアザミが咲いていたので、そこで育ったのかもしれません。

2021/02/24

エクリプスのマガモ♂を小突いて追い払う♀(野鳥)

 

2020年9月下旬・午後12:40頃・晴れ 

湖岸に集まって羽繕いしているマガモ♀♂(Anas platyrhynchos)の群れを撮影していたら、ちょっと気になる事件(小競り合い?)が起こりました。(@0:47〜) 
右端で寝ていたエクリプス♂に対して、左から結構な距離をわざわざ歩いてきた♀が跨ぎながら踏みつけて追い払いました。 
嫌がらせされた♂は反撃せず、遠慮気味に少し離れただけです。 
♀だけの群れに♂が混じっているのを嫌ったのかな?
それとも、♀が気になる♂にちょっかいをかけたのですかね? 
非繁殖羽の♂に求愛しても無駄な気がするのですけど。
『みにくいアヒルの子』のいじめを連想させる、何やら思わせぶりな行動でした。 


  

キイチゴの葉で活動する2匹のナシケンモン(蛾)幼虫【10倍速映像】

 

2020年10月中旬・午後14:15頃・晴れ 

里山を抜ける峠道に沿って自生するキイチゴ類(種名不詳)の群落で大小2匹の毛虫が近くの葉にいました。 
ナシケンモン(Viminia rumicis)の幼虫です。 
この時期は被写体が少なくなってきたので、「何か面白い行動をしないかな?」と期待しつつ三脚を立てて試しに微速度撮影してみました。 
私はキイチゴの仲間を見分けるのが苦手で、花または実が付いていない時期にはお手上げです。 

まずは食痕がある葉裏の縁に隠れている小さな個体aに注目して撮り始めました。 
やがて覚醒すると、キイチゴの葉縁をかじり始めました。 
ところがなぜかすぐに食べるのを止め、葉表に移動してきました。 
口にした葉の味が気に入らなくて別の葉に移動するのかと思いきや、葉表で静止。 
のんびり日光浴を始めました。 

どうにも退屈なので、カメラを右にパンして隣の葉に居た大型の別個体bに被写体を切り替えました。 
この個体bが乗った葉表には黒い糞が多数残されています。 
しかし、この個体bも上半身を少し左右に振るだけで移動すらしません。 
ただのんびりと日光浴をしているだけです。 

2匹ともあまりに活動性に乏しいので、撮影を打ち切りました。 
もしかすると体内寄生されている個体なのか?と疑ってしまいます。 
ナシケンモンの幼虫が夜行性だという話は聞いたことがありません。 
秋になると昼間も日光浴して体温を上げないと、食べた葉を消化(解毒?)できないのでしょうか? 

そもそも、天敵(捕食者や寄生者)に対して目立つ場所で白昼堂々と休んでいることに驚きました。 
特に初めに撮った個体aはせっかく葉裏に隠れていたのに、後半はわざわざ葉表に出てきてしまいました。 
ナシケンモン幼虫が食草由来の毒を体内に溜め込んでいるという話は聞いたことがありません。 
私はこの毛虫に触ったことはありませんが、毒毛になっていて防御機能があるのでしょうか? 
毒で自衛するならもっと派手な警告色を身に纏うはずです。 

秋になると目に付くようになるナシケンモンの幼虫が気になっていたので、次に出会う機会があれば採集・飼育してみるつもりです。 
この日は袋や箱など持ち帰る容器を何も持ってこなかったので、諦めました。 

※ 三脚でカメラを固定しても風揺れに悩まされました。 
それでも動画編集時にいつものように手ブレ補正のデジタル処理を施したら、かなり改善されました。

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