2020/12/02

ヤマトシミの飼育:餌を食べる

 

2020年8月上旬・午後20:55頃・室温28.4℃・湿度57%
▼前回の記事 
夜行性ヤマトシミ:飼育下の食餌【暗視映像】

卓上で飼育しているヤマトシミCtenolepisma villosa)がようやく照明に慣れてくれたようです。 
夜行性ですが、明るくても餌皿に入ってくれるようになりました。 
ペットボトルのキャップ(直径30mm)内に蕎麦の乾麺、魚粉、米糊を少量ずつ入れて給餌しています。 
しかし背側から接写しても肝心の口元が見えません。 
(食べているところではなく、警戒して静止しているだけかもしれません。)  
以前飼っていたヤマトゴキブリとは違って餌を食べる物音も全くしないので、張り合いがありません。

接写すると黒っぽい体色に鰹節の粉をまぶしたような模様があるのですね。 
餌の魚粉で汚れたのではなく、そういう斑紋なのでしょう。  

餌皿の外に出ると飼育容器の底を徘徊し、隠れ家として与えた紙の陰に逃げ込みました。 
小魚のような素早い動きから「紙魚」と名付けた昔の人のワードセンスにいつも感心します。

 

2020/12/01

モンスズメバチの巣内温度を測る【樹洞内の暗視映像】

 

八重桜の樹洞に営巣するモンスズメバチ:#7

▼前回の記事 
巣内の幼虫と栄養交換する夜のモンスズメバチ♀【暗視映像】

2020年8月中旬・午前1:30頃・晴れ 

赤外線デジタル温度計モンスズメバチVespa crabro)の巣内温度を測定してみました。
使い方は簡単で、引き金のようなスイッチを握ると赤いレーザーポインタが前方に光り、その地点の温度が液晶画面に表示されます。 
赤外線の暗視カメラで動画に撮りながら実演してみましょう。  
非接触式なので、スズメバチの巣のような危険物の温度も離れた位置から安全に測ることが可能です。 
この夢のような秘密兵器を6年前に欲しかったなぁ…。 
(ついでに対象物との距離も測定してくれると便利だと思います。) 

それまで樹洞内の巣盤を暗視カメラで動画撮影するために、補助照明として樹洞の底に赤外線投光器を2台設置していました。 
細かいことを言うと、この投光器の発熱で樹洞内の気温がわずかに上昇したかもしれませんが、誤差の範囲内でしょう。 
この赤外線投光器を撤去してから温度測定しました。 
桜の幹をワラジムシが徘徊していました。 

測定結果: 
樹洞(巣門付近)の内壁の表面温度は24.7℃。 
樹洞入り口の上部を塞いでいた外皮が破れた箇所の奥の温度は24.5℃。 
いよいよ肝心のモンスズメバチの巣盤内で育房の温度は25.1℃。 
(ビデオカメラで巣盤にズームインすると、温度計の液晶画面にピントが合わなくなってしまいました。) 

樹洞内の巣内温度は外気温とほとんど変わりませんでした。
昆虫は基本的に変温動物ですが、多数の個体が密集して暮らす蜂の巣は断熱材で作られていることもあり、自身の呼吸熱で少しだけ暖かくなるようです。 
熱帯夜ではなく気温が30℃よりも低いので、モンスズメバチが扇風行動で巣を冷却する必要はありません。 
実際に、扇風行動はしていませんでした。 
反省としては、この赤外線温度計は物体の表面温度しか測れないので、外気温を測る普通の温度計は別に持参すべきでした。


庭で餌を探す早春のカワラヒワ♂(野鳥)

 

2020年3月中旬・午後12:55頃・晴れ
▼前回の記事 
落ち葉をめくって虫を探す早春のシジュウカラ♀♂(野鳥)
民家の庭でマンサクの花が満開に咲いていたので私が足を止めると、カワラヒワ♂(Carduelis sinica)が餌を探しながら落ち葉に覆われた庭の地面を徘徊していました。 
嘴に何か種子を咥えて口の中で転がしてるようです。 
撮り始めるとすぐに私を警戒し、物陰に隠れてしまいました。 
手前に見える常緑樹はおそらくビワの幼木で、他の庭木は落葉樹です。


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