2020/11/25

オオイタドリの花蜜を吸うエントツドロバチ♀

 

2020年8月中旬・午後12:45頃・晴れ 

堤防路の道端に咲いたオオイタドリの群落でエントツドロバチ♀(別名オオカバフスジドロバチ;Orancistrocerus drewseni)が訪花していました。
ハナバチ類と異なり、狩蜂の仲間は吸蜜するだけで、花粉を集めません。 


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ドバト♀♂の交尾と交尾後ガード(野鳥)

 

2020年8月中旬・午後16:30頃・くもり 

カワラバト(=ドバト;Columba livia)の♀♂カップルが公園で交尾をはじめました。 
♂から♀への熱烈な求愛行動を撮るのは間に合いませんでした。 
身を低く伏せた♀の背に♂aが跳び乗り、羽ばたきながら交尾します。 
「尾を交える」と書いて「交尾」というのは、まさにその通りでした。 
実際の交尾時間は短いので、まずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。 
(その後に等倍速でリプレイ。) 
交尾の間、♀は翼を半開きにして♂が落ちないように全体重を支えています。  

短い交尾が済むと♀♂aペアは歩き去りました。 
そこへもう1羽の♂bが飛来し、♀を追い回し始めました。 
♂aが交尾後も♀に付いて歩いているのは、ライバル♂から♀を守る交尾後ガードなのでしょうか? 
しかしライバルの♂bを追い払ったり♀との間に割って入ったりしないのが不思議です。 
♂bと異なり、♂aは胸を膨らませる求愛姿勢ではありません。 
単に2回目の交尾のチャンスを狙っているだけなのかな? 
じきに♂bは諦めて飛び去りました。 
歩いて逃げる♀を追いかけて♂aも物陰に消えました。


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2020/11/24

円網にかかった獲物を捕食するトゲグモ♀(蜘蛛)

 

2020年8月中旬・午前10:40頃・晴れ 

里山の狭い登山道(標高379m地点)を横切るように張られた垂直丸網の中央のこしきに見慣れない小さなクモが下向きで占座していました。 
マクロレンズで接写してみると、腹背がトゲトゲしくてなかなか格好いい形状です。 
帰ってから図鑑で調べてみると、トゲグモ♀(Gasteracantha kuhli)と知りました。
腹面からも接写して外雌器の有無を確認したかったのですが、円網の裏面にどうしても回り込むことができませんでした。 
背面の外見だけでも♀とみなして大丈夫? 

正常円網は垂直というよりも、やや斜めに張られていました。 
ホツツジの花が咲いている横です。 
地上からこしきまでの高さは約160cmで、その上下に細くて白い縦の隠れ帯が伸びていて、よく目立ちます。 
円網の直径は約20cm弱。 
網を壊さないように遠慮しながら巻尺で採寸したので、大雑把な数値です。  
円網には粘着性のある横糸が密に張られています。 
しかし所々、横糸の張り方が不規則に乱れているのは、どういうことなのでしょう? 
「人間だもの」、ならぬ「クモだもの」ということなのかな?(自然界のクモは造網行動が完璧ではない?) 
網全体の張力を調節するためにそうなったのかもしれません。 
それとも、獲物がかかって破れた所を修繕したのでしょうか? 
甑の部分の縦糸は、円形に食い破られていないようです。 
甑のすぐ外側には、縦糸のみで横糸が張られていない領域があります。 

樹林帯(雑木林)の山道を吹き抜ける風で網が前後に揺れています。 
網に微小な虫がかかった気配を感じたのか、甑上のトゲトゲ♀が急に方向転換して上を向きました。 
しかし異状なしと判断したようで(警報装置の誤作動?)、再び下向きに占座。 
 最後にようやく円網の下方に微小な虫がかかりました。(@2:10) 
振動に反応したクモが即座に駆けつけると獲物を甑に持ち帰り、捕食開始。
獲物は小さ過ぎて正体不明ですが、透明な翅が見えました。 
トゲグモが獲物を糸でラッピングするまでもありませんでした。 

ネイチャーガイド『日本のクモ』という図鑑でトゲグモを調べてみて気になったのは、
網の枠糸には数センチおきに白色の糸クズを飾りのように付ける。(p228より引用)
現場で私は気づかなかったものの、動画を見直すと確かにちらっとだけ写っていました。  

生憎この日は三脚も一脚も持ってこなかったし、網が風で揺れてピントが合わないし、被写体は小さいし、夏の日差しが強くて白飛びするし…と接写にとても難儀しました。 (言い訳三昧)


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