2020/08/17

ルピナスの青い花で採餌するセイヨウミツバチ♀



2020年5月下旬・午後14:10および14:30頃・晴れ

原っぱや道端の花壇など平地のあちこちに咲いたノボリフジ(別名ルピナス)の群落でセイヨウミツバチ(Apis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
青い蝶形花に訪れて採餌する様子を動画に撮りました。
ノボリフジの青い蝶形花での採餌法をマスターした少数個体が集粉しています。
後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を運んでいます。
花の中に侵入して竜骨弁に乗ると、テコの原理で雄しべが押し出されて竜骨弁の先端部から花粉が魔法のように湧き出てきます。
ミツバチ♀はオレンジ色の花粉を脚で掻き集め、花粉籠にまとめて持ち帰るのです。
集粉だけでなく、ミツバチは吸蜜もしていました。
ぴったり閉じた左右対称の翼弁をこじ開けるのに苦労しているのは、外役(採餌)経験の浅い個体なのかな?

私がこれまで観察した限り、ルピナスに訪花するハナバチ類の中で採餌法が上手いのは、クマバチ>セイヨウミツバチ>ヤマトツヤハナバチでした。
これは蜂の体重が重い順でもあります。




▼関連記事(同時期に撮影)
ルピナスのピンクの花で採餌するセイヨウミツバチ♀





水たまりの水を飲むカワラヒワ♂(野鳥)



2020年5月下旬・午後15:45・晴れ

公園に隣接する原っぱ(駐車場?)に降り立ったカワラヒワ♂(Carduelis sinica)が水たまりの水を飲んでいました。
頭を低く下げて水を2回飲むと、身震いして嘴の水気を切りました。

喉の乾きを癒やしたカワラヒワ♂は飛び立ってすぐ近くの電線に止まり、嘴を足元の電線に擦り付けました。
カワラヒワ♂のさえずる鳴き声♪が聞こえるものの、被写体の嘴の動きと一致しません(リップシンクロしない?)。
おそらく別個体が近くで鳴いているのでしょう。
あるいは、この♂が腹話術のように嘴をほんの少しだけ開けて鳴いたような気もします。
最後は警戒声を発して電線から飛び去りました。




2020/08/16

ヤマグワの若葉を蚕食するヒトリガ(蛾)終齢幼虫【100倍速映像】



ヒトリガ(蛾)の飼育記録#6



▼前回の記事
ニワトコの若葉をもりもり食べるヒトリガ(蛾)終齢幼虫

2020年5月下旬・深夜

それまで与えていたニワトコがすっかり萎れてしまったので、新鮮なニワトコを調達するのは大変です。
代わりの食樹としてヤマグワの枝葉を近所の道端から採取してきました。
ヒトリガ(Arctia caja phaeosoma)の終齢幼虫aはすぐに食草転換してくれて一安心。
広食性の幼虫は飼育しやすくて助かります。

桑の若葉をモリモリと蚕食する様子を微速度撮影してみました。
見事な食べっぷりを10倍速の早回し映像でご覧ください。
葉の縁から食べ進むのが普通ですが、一度だけ葉の中央部に虫食い穴を開けました。(@2:08〜2:09)

桑は葉の傷口や食痕から苦くて白い乳液を分泌するはずですけど、ヒトリガ幼虫による食害シーンを接写しても乳液は見えませんでした。
乳液分泌を抑えるための食前トレンチ行動をヒトリガ幼虫は特に何もやりませんでした。
桑の若葉には乳液の含有量が少ないのかな?
ヒトリガ幼虫に対しては忌避効果が無いようです。
おそらく解毒作用を持っているのでしょう。


▼関連記事(PDFファイルが農業生物資源研究所から公開されています)
『クワは乳液で昆虫から身を守る−植物の乳液に農薬・医薬の宝庫』


腹端がよく見えない体勢のため、脱糞シーンがいまいちはっきりしません。(@0:09、2:00)





2020年6月上旬

その後、ヒトリガ終齢幼虫は飼育容器の底で枯葉の下に潜り込んでいつの間にか粗い繭を紡ぎ、その中で蛹になっていました。
本来は土に潜って蛹化するらしいのですが、飼育容器に土を入れてやらなくても大丈夫でした。
(虫の飼育で土を入れるとどうしてもカビが生えやすくなるので、いつも躊躇してしまいます。)
営繭の様子を見逃してしまったのは残念です。

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