2019年10月上旬
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ホソバセダカモクメ(蛾)幼虫のトレンチ行動を接写
ホソバセダカモクメ(Cucullia fraterna)の幼虫dがアキノノゲシの実を食べる様子をマクロレンズで長撮りしました。
10倍速の早回し映像でご覧ください。
実を守る緑色の総苞片から食べ進むと、中に詰まっている未熟な種子は鮮やかな橙色でした。
食害されたアキノノゲシの実の傷口からは白い乳液が全く滲み出ていませんでした。
マクロレンズで長々と接写しても、本当に1滴も乳液の分泌はありませんでした。
実を食べる前に長い果柄を半分だけ削ぎ取るように齧って萎れさせるトレンチ行動を念入りにやったおかげでしょう。
それでもホソバセダカモクメ幼虫がときどき実を食べるのを中断し、胸脚で口元を拭って身繕いしたのが興味深く思いました。(@0:46)
乳液以外にも何か透明な忌避物質とか粘着物質がアキノノゲシの食痕から分泌され、幼虫はそれを拭い取っているのでしょうか?
実に詰まっている白い冠毛(綿毛)は種に比べてあまり好きでは無いようで、食べかすを落としたりしています。
実の先端部(萎れた花弁が詰まっている?)は食べずに切り落としてしまいました。
アキノノゲシの実をきれいに完食すると、次は残っている果柄を先端から食べてしまいます。
メインの茎から分岐した果柄を根元まで食べ切ると、そのまま食休みに入りました。
撮影の途中から夕方で暗くなってきたので、私は補助照明の白色LEDを点灯しました。(@1:50)
(映像の色合いが少し変わるのはそのためです。)
幸いホソバセダカモクメ幼虫は人工的な照明が眩しくても気にせず食事を続けてくれました。
風で揺れても幼虫は平気で食事を続けます。
最後は微速度撮影から等倍速の動画に戻しました。(@3:32〜)
コオロギ♂の鳴き声♪が秋の風情を感じさせます。
つづく→
↑【おまけの動画】
早回し加工しない等倍速のオリジナル素材をブログ限定で公開しておきます。
食事の合間に胸脚で口元を拭っているように見えるシーンは@5:40。
2019年10月下旬・午後・くもり
10月中旬に東日本を襲って河川の増水をもたらした令和元年東日本台風19号の爪痕が残っています。
ここは被害の小さい上流域ですが、川の水量が増えたままで、中洲が消失するなど川の地形が少し変わっていました。
洪水で漂着した大量の流木やゴミが川岸に付着していて見苦しい状態です。
普段から川で暮らすカワウ(Phalacrocorax carbo hanedae)への影響はどうでしょうか?
ここに集まるカワウの個体数がむしろ増えているようで意外でした。
ヒトの目には汚らしく見えても、カワウにとっては川岸に止まり木の数が増えた方が好都合なのでしょうか?
それとも以前の生息地が破壊されて仕方なくここに移動してきたのかもしれません。(※追記参照)
川が増水するとカワウの餌となる魚の数が増えるのですかね?
水が濁っていると魚捕りが難しくなりそうです。
少なくとも3羽のカワウが川面を遊泳し、ときどき潜水して魚を獲っていました。
下流に遊泳する際に、鳩が歩くように首を前後に動かしていました。
水面下では懸命に水かきを掻いているのでしょう。
水際の土壌が川に侵食されて大きく崩れています。
河畔林も荒廃しており、大木・老木が倒れていました。
しかし川岸に小規模ながらもカワウが集まる新たなコロニーが形成されていました。
対岸の倒木に1羽のカワウが止まっています。
実は初めもっとたくさん居たのですが、私が不用意に近づいたせいで逃げてしまいました。
カワウの他にはカルガモ(Anas zonorhyncha)、オナガガモ♀♂(Anas acuta)、マガモ♂(Anas platyrhynchos)が動画に登場します。
※【追記】
私はどうしても台風の増水がもたらした川の激しい撹乱を天災による環境破壊と捉えていたのですが、松原始『鳥類学者の目のツケドコロ』を読んで新しい見方を教わりました。
一年生草本から多年生草本、陽樹、そして陰樹という植生遷移をたどろうにも、すぐにリセットされて森林までたどり着けないのが河川敷なのです。(中略)洪水は一見すると自然を破壊しているように見えます。ですが、梅雨や台風による定期的な出水が、育ちすぎた植生を吹き飛ばし、新たな土砂を供給してフレッシュな砂州を作ることにもなっているのです。また、河川敷に生息する動植物にとって、洪水で流されることなど織り込み済みです。 (電子書籍版より引用)
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| カワウ(野鳥)@川岸:倒木 |
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| カワウ2(野鳥)+カモspp群れ@川面遊泳 |
2019年10月中旬・午後15:00頃・晴れ
民家の庭からブロック塀を越えて垂れ下がるように繁茂するアカザカズラ(別名オカワカメ)の群落でセイヨウミツバチ(Apis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
吸蜜して回るセイヨウミツバチ♀の後脚を見ると、花粉籠に黄色い花粉団子を満載しています。
複数個体を撮影。
アカザカズラの花穂から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:34〜)
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| セイヨウミツバチ♀@オカワカメ訪花採餌 |
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| セイヨウミツバチ♀@オカワカメ訪花採餌 |