2020/03/16

ハキリバチの巣穴を覗きたい…



2019年9月下旬


▼前回の記事
外出を取り止めて帰巣したハキリバチ♀の謎【ハイスピード動画】



巣材搬入を繰り返していたハキリバチの一種♀[ツルガハキリバチ♀(Megachile tsurugensis)?]が留守の間、コンクリート護岸に開いた巣穴の奥がどうなっているのか調べてみることにしました。

まずは手鏡で日光を反射して、穴の奥を照らしてみました。
しかしハキリバチ♀が葉片を組み合わせて作った育房は見えませんでした。
その代わり、奥にトックリバチの泥巣らしき謎の構造物が見えました。
穴の深さも分かりません。

次はハンディカムの補助照明を使ってみます。
白色LEDを点灯しても、巣穴の奥の奥までは上手く光が届きません。
穴の奥の隅に見えたのは、白いクモの網(住居?)ぐらいです。

最後に赤外線の暗視モードに切り替えてみました。
ハンディカムの赤外線も暗い巣穴の一番奥までは届かず、駄目でした。

こういうときにはファイバースコープ(内視鏡、スネークカメラ)が欲しくなります。
しかし、いざ買っても使う出番は滅多に無いでしょうし、他にも欲しい機材はたくさんあるので、優先順位が悩ましいところです。





かなり無理をして予定を変更し、翌日も頑張って炎天下の昼過ぎから現場入りしました。
巣材の搬入だけでなく、貯食行動なども観察したいところです。
育房を幾つか作り終えると、ハキリバチ♀は最後に巣口を閉鎖するのでしょうか?

三脚を持参するなど準備は万端だったのに、残念ながら蜂が全く戻って来ませんでした。
巣作りを止めてしまったのでしょうか?
卵巣が再び発達して次の産卵準備が整うまで休むのかな?
寿命や事故などで母蜂が死亡した可能性もあります。
コンクリート護岸を勝手に壊してハキリバチの巣を発掘調査する訳にもいかないので、消化不良ですけどこれにて終了。
諦めずに執念深く営巣地に通い詰めても良かったのですけど、別件のテーマが面白くなってしまいました。
ハキリバチ類の生態観察は今まで全く進展がなかったのに今季は一気に前進したので、充分満足しました。
竹筒トラップを仕掛けて借坑性のハキリバチが営巣してくれれば、好きなだけ観察ができるはずです。

シリーズ完。




キヅタの花を舐めて飛び去るヨコジマオオハリバエ【ハイスピード動画】



2019年10月上旬

駐車場の隅のブロック塀を覆うように繁茂するキヅタ(別名フユヅタ)ヨコジマオオハリバエTachina jakovlevi)と思しき寄生バエが訪花していました。
花蜜や花粉を舐めています。

240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
高画質のHD動画でも撮りたかったのですが、逃げられてしまいました。



▼関連記事
オトコエシを訪花するヨコジマオオハリバエの羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】
ミゾソバの花蜜を吸うヨコジマオオハリバエ



2020/03/15

畑で脱糞後に飛び立つ冬羽のノビタキ♀(野鳥)



2019年9月下旬・午前11:25頃

平地の畑で見慣れない茶色の野鳥がメマツヨイグサ?の茎の天辺に止まっていました。
この時期にしか見かけない、冬羽のノビタキ♀(Saxicola torquata)が渡りの途中で当地に立ち寄ったようです。

キョロキョロと辺りを見渡し、獲物となる昆虫を探しているのでしょう。
たまに欠伸のように嘴を大きく開く仕草が気になります。(欠伸よりも早い動き)
風切り音と用水路の水音がうるさくて、鳴き声は聞き取れません。

やがて白い糞をポタリと排泄し、更にしばらくしてから急に飛び降りました。
草むらで虫を捕食したと思うのですが、狩りの決定的な瞬間は撮れませんでした。
(私がずっとカメラを向けていることに嫌気が差して逃げた可能性もありそうです。)
脱糞および飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

再び見つけたときも、花が散った後のメマツヨイグサ?の別な茎の天辺に止まっていました。
周囲の休耕地を見回しながら、ときどき尾羽を上下に振っています。
隣のメマツヨイグサの天辺に止まっているトンボを捕食しないかな…と期待したものの、狩りを観察できませんでした。




▼関連記事(約2週間前の撮影)
秋の田んぼで虫を捕食する冬羽のノビタキ♂♀(野鳥)


ノビタキ:冬羽(野鳥)側面@畑:メマツヨイグサ茎頂
ノビタキ:冬羽(野鳥)背面@畑:メマツヨイグサ茎頂

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