2019/04/14

セイタカアワダチソウの花蜜を吸うオオウラギンスジヒョウモン♀



2018年10月中旬

溜池近くの農道脇に咲いたセイタカアワダチソウの群落の群落でオオウラギンスジヒョウモン♀(Argyronome ruslana)が訪花していました。
この組み合わせは初見になります。

秋の日差しを浴びて、ほぼ全開の翅を開閉しながら吸蜜しています。
オオハナアブやニクバエ?なども訪花しています。
飛来した虻とニアミスしそうになると、オオウラギンスジヒョウモンは翅をパッと素早く閉じて威嚇しました。

翅の縁がだいぶ擦れて破損した個体です。
同定するためには翅裏の模様を見分ける必要があるのですけど、なかなか裏面を見せてくれません。
日差しが強いと裏面から見ても翅表の斑紋が透けてしまうのです。
粘って撮り続けると、ようやく翅裏をしっかり見せてくれました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


オオウラギンスジヒョウモン♀@セイタカアワダチソウ訪花吸蜜
オオウラギンスジヒョウモン♀翅裏@セイタカアワダチソウ訪花吸蜜

2019/04/13

針葉樹の梢で休むチゴハヤブサ(野鳥)



2018年10月中旬

針葉樹(樹種不明)の高木でチゴハヤブサFalco subbuteo)が1羽休んでいました。
梢の枯れた横枝に止まり、こちらを向いてキョロキョロ見回しています。

この日は生憎、安物のハンディカムしか持参しておらず、ズームの倍率不足でした。
かなり遠いのですが、下腹部が赤っぽい茶色なので、間違いなくチゴハヤブサでしょう。
いつも止まり木として利用しているお気に入りのヒノキの高木とは別の木に珍しく止まっており、いつもと逆の方角から撮りました。
この辺りでチゴハヤブサの姿を見かけたのは、この日が最後でした。

ただ遠くの樹上に居るのを通りすがりに撮っただけのスナップショットですし、映像のクオリティも低いので、ブログ限定で公開しておきます。
しかし定点観察してきた今季の終見日ということで、私にとっては資料的な価値があるのです。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

手ブレ補正処理すると、被写体の周囲がグニャグニャと歪んでしまいます。

脱皮直後のマメドクガ(蛾)幼虫による海老反り起毛体操



マメドクガの飼育記録#5



▼前回の記事
マメドクガ(蛾)幼虫の脱皮【10倍速映像】


2018年10月中旬

脱皮を済ませたばかりのマメドクガCifuna locuples confusa)の幼虫が謎の運動を繰り返しています。
その場で海老反りになり、左右にのたうち回るのです。
この動きで新しい毛束が立ってきました。(起毛運動と勝手に命名)

こんな奇妙な動きをこれまで見たことがなかった私は、もしかすると脱皮に失敗して歩行異常を来したのか?と少し心配になりました。
脱皮中の脆弱・無防備な幼虫を私の不注意で床に落としてしまったという罪悪感がありました。

その衝撃の後遺症でしょうか?
しかし、しばらくすると徘徊を始めたので、一安心。

ピンセットでそっと摘んでクズの葉に戻してやりました。

葉裏に隠れて落ち着いたと思いきや、その場でのたうち回る運動を再開しました。
頭部の毛束を自分の背中に擦り付けています。
脱皮直後は白かった頭楯の黒化が進み、もう真っ黒になっていました。


私は毛虫の飼育経験があまり無いのですけど、以前観察したオビガ幼虫は脱皮直後にこのような起毛運動はやりませんでした。
▼関連記事 
オビガ(蛾)終齢幼虫への脱皮

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#6:マメドクガ(蛾)幼虫の徘徊運動


マメドクガ(蛾)幼虫@クズ葉裏:脱皮後

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