マメドクガの飼育記録#5
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マメドクガ(蛾)幼虫の脱皮【10倍速映像】
2018年10月中旬
脱皮を済ませたばかりのマメドクガ(Cifuna locuples confusa)の幼虫が謎の運動を繰り返しています。
その場で海老反りになり、左右にのたうち回るのです。
この動きで新しい毛束が立ってきました。(起毛運動と勝手に命名)
こんな奇妙な動きをこれまで見たことがなかった私は、もしかすると脱皮に失敗して歩行異常を来したのか?と少し心配になりました。
脱皮中の脆弱・無防備な幼虫を私の不注意で床に落としてしまったという罪悪感がありました。
その衝撃の後遺症でしょうか?
しかし、しばらくすると徘徊を始めたので、一安心。
ピンセットでそっと摘んでクズの葉に戻してやりました。
葉裏に隠れて落ち着いたと思いきや、その場でのたうち回る運動を再開しました。
頭部の毛束を自分の背中に擦り付けています。
脱皮直後は白かった頭楯の黒化が進み、もう真っ黒になっていました。
私は毛虫の飼育経験があまり無いのですけど、以前観察したオビガ幼虫は脱皮直後にこのような起毛運動はやりませんでした。
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オビガ(蛾)終齢幼虫への脱皮
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→#6:マメドクガ(蛾)幼虫の徘徊運動
マメドクガ(蛾)幼虫@クズ葉裏:脱皮後 |
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