2017/07/03
中洲の岸辺で採食し川の水を飲むカルガモのつがい(野鳥)
2017年4月下旬
おそらく番(つがい)と思われるカルガモ(Anas zonorhyncha)のペアが春の川で仲良く並んで採食していました。
中洲の岸辺の泥に嘴を突っ込んで採食しています。
1羽が川の水を嘴ですくって飲みました。
やがて私を警戒したのか、中洲に上陸すると横断し、私から離れた反対側の岸辺にて採食を再開。
2017/07/02
朝焼けの川とコハクチョウの群れ(冬の野鳥)
2016年11月上旬・午前6:03~6:12(日の出時刻は午前6:11)
▼前回の記事
夜明け前の川で目覚めるコハクチョウとサギ類の混群(冬の野鳥)
東の空に太陽が昇り始めると茜色の朝焼けが川面に反射して、息を呑むほど荘厳な光景になりました。
コハクチョウ(Cygnus columbianus)の群れは川面を移動しながら羽繕いしたり水中に長い首を突っ込んで採食したりしています。
水浴する個体もいます。
コハクチョウが川に散開すると、どの個体に注目すべきか目移りしてしまいます。
ときどき鳴き交わすコハクチョウの鳴き声が朝の川に響き渡ります。
手前の岸に近寄ってくる個体は誰かヒトからの給餌を期待しているのかな?と思ったのですが、鳥インフルエンザの流行を恐れて今季はここで白鳥に給餌をしていないのだそうです。
川の西岸から観察している私は逆光をもろに浴び、眩しくてたまりませんでした。
防寒対策として耳が隠れるニット帽を被っていたものの、この局面ではつば付きのキャップが欲しくなりました。
※ 朝靄に包まれていた上にレンズが結露してぼやけた映像になったので、動画編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→早朝に集団塒の川から飛び立つコハクチョウの群れ:ハイライト映像(冬の野鳥)
ハシボソガラスが雪国でクルミ割りする苦労とは(冬の野鳥)
2011年3月上旬
アパートの駐車場でハシボソガラス(Corvus corone)がクルミの実を割っていました。
餌の乏しい冬こそ栄養価の高いクルミの実は貴重です。
カラスは固いクルミを咥えて飛び上がり空中で離すと、融雪で露出したアスファルトに落としました。
一度の落下衝撃では割れないので、根気強く何度も繰り返しています。
消雪パイプの水が届かず雪の積もった場所にクルミが落ちると雪がクッションになり、当然クルミは割れません。
カラスはどこにクルミを落とすか空中で狙いを定める必要があるのです。
ところが狙いを定めて落としても、何度目かのチャレンジで駐車場を勢いよく転がったクルミが雪の中に埋まってしまい、クルミを見失ったようです。
雪の上を歩いて探し回るものの、苦労して割ったクルミを見つけられないでいます。
やがてカラスは拗ねたように立ち去りました。
次回からは学習して、辺りに雪が残っていない広けた場所でクルミ割りをするようになるかもしれません。
あるいはこの件を覚えておいて、根雪が溶けるのを待ってクルミの実を探しにこの駐車場へ戻って来るかもしれませんね。
『科学のアルバム:カラスのくらし』p48によると、
空中からものを落としてわる習性は、カモメでも知られています。しかし、カモメはどこに落とせばその物が割れるか分かっていないようですが、カラスは、どこに落とせば割れるかをよく知っているようです。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
手前の木の枝が邪魔なのでお蔵入りしていましたが、冬季のクルミ割り行動は面白いと再評価して遅ればせながら公開を決めました。
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