2013年6月下旬
葉が生い茂ったシダレザクラの樹上でハシボソガラス(Corvus corone)の幼鳥が鳴いていました。
あまり聞いたことのない奇妙な声(小声)でずっと鳴いています。
甘えたような、うがいをしているような掠れ声です。
映像には写っていませんが、近くの樹上に居るらしい別個体と鳴き交わしているようです。
腹を空かせた幼鳥が給餌に来る親鳥を呼んでいるのかな?
ときどきシダレザクラの枝葉を引っ張って遊んでいます。
カラスの場合、嘴を開いたときに口の中が赤いのが幼鳥の特徴です。
(参考ブログ:カラスの幼鳥@なんとなく、リスと野鳥のブログ)
巣立ったばかりの幼鳥なのでしょう。
最後は隠し撮りをしている私に気づいて、慌てたように少し羽ばたくと奥の枝に移り茂みに隠れました。
ハシボソガラス幼鳥の鳴き声を声紋解析してみる?
2016年6月上旬
山麓の道端に咲いたオオハナウドの群落でヒメウラナミジャノメ(Ypthima argus)が訪花していました。
翅を半開きにしたままで吸蜜しています。
最後にようやく飛び立ちました。
2016年5月下旬
ホシカレハの飼育記録#5
▼前回の記事
羽化直後に蛹便を排泄するホシカレハ♀(蛾)
羽化したホシカレハ♀(Gastropacha populifolia angustipennis)がなんとか右手に乗ってくれました。
半開きの翅を小刻みに震わせて胸部の飛翔筋をしばらく温めてから遂に飛び立ちました。
記念すべき処女飛行を動画に記録することができて感無量です。
蛾は明るい窓の方に向かって飛び(走光性)、レースカーテンにしがみついて止まりました。
このときの室温は28.0℃、湿度35%。
前翅長を採寸したくて蛾を方眼紙にそっと乗せようと試みるものの、思い通りにはなりません。
強引に移動させると再び準備運動の後に飛び立ちました。
ブブブブ…♪と激しい羽ばたきの音がします。
重いホシカレハはたとえ危険が迫ってもいきなり急発進で飛び立つことは出来なくて、必ず準備運動が必要なようです。
運動性能の鈍さを補うために翅の保護色(枯れ葉にそっくりで完璧なカモフラージュ)が発達したのでしょう。
最後に、飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:54〜)
準備運動をスローモーションで見ると、半開きの翅ではげしく羽ばたいています。
飛翔筋の激しい運動で胸背が規則的に伸縮していることが分かります。
触角も左右に広げてスタンバイ。
急に羽ばたきが大きくなり、右に急旋回しながら窓に向かって飛び立ちました。
このときの室温は28.2℃、湿度35%。
つづく→#6:暗闇を飛び回るホシカレハ♀【蛾:暗視映像】