2016/06/12
ヒヨドリバナの花蜜を吸うサカハチチョウ夏型
2015年7月下旬
山間部の道端の斜面に咲いたヒヨドリバナの群落で夏型のサカハチチョウ(Araschnia burejana)が訪花していました。
翅を開閉しながら一心不乱に吸蜜しています。
意外にもこの組み合わせは、こんちゅーぶ!初登場。
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訪花
ニンジンを師部だけ食すヒダリマキマイマイ【10倍速映像】
2016年5月上旬
交尾していたペアを含め路上で見つけた計3匹のヒダリマキマイマイ(Euhadra quaesita)を飼育するために採集して持ち帰りました。
余談ですが、個体識別するつもりで、右に居た個体から順にa,b,cとメモした紙片を一緒に個別のビニール袋に入れました。
ところが帰宅するまでにラベルの紙片が食べられていました。
童謡「やぎさんゆうびん」みたいな間抜けな話。
カタツムリが紙を食べることを忘れていました。
こんなことなら、現場で殻に直接マジックペンでマーキングすれば良かったですね。
飼育下でもう一度交尾行動を観察したかったのですが、元々どのペアが交尾していたのか分からなくなってしまいました。
とりあえず餌としてニンジンを輪切りにしたヘタを与えてみました。(過去の飼育時にも気に入ってくれました。)
ニンジンを食べる様子を微速度撮影で記録したので、10倍速映像をご覧ください。
カタツムリは輪切りにした人参の外側の層だけを食べ進め、中央部の芯には決して口を付けずに残すことがいつも興味深く思います。
形成層の外側は養分の通路となる師管などの集合した師部組織です。
日本植物生理学会のサイトで、この問題を化学的に考察した記事を見つけました。
| 食痕。見事に師部だけ抉り取るように食べた。隣のジャガイモには殆ど口を付けず。 |
2016/06/11
虫の死骸を吸汁するキアシアシナガヤセバエ
2016年5月上旬
湿地帯に生えたオノエヤナギの葉に止まっているスマートなハエが気になりました。
帰ってから名前を調べてみると、図鑑『札幌の昆虫』p193に登場するキアシアシナガヤセバエ(Compsobata japonica)らしい。
接写してみると、葉の表面を舐めています。
風が強く吹く日で、接写に苦労しました。
常に葉が揺れるので分かり難いのですが、葉そのものを舐めているのではなく、有翅アブラムシやチョウバエなど微小の昆虫を捕食しているようにも見えました。
snowmelt氏のブログ「北のフィールドノート」にキアシナガヤセバチの食性に関する興味深い動画付きの記事を見つけました。
食べるものは、葉の上に落ちている小昆虫の死体だ。私の観察と同じ行動ですね。
死体は、クモにやられた残りカスの様な気がする。
水場で水を飲む野獣のような姿勢で餌につく。
屍肉食だと思ったのですが、まさか自ら狩りを行い獲物を仕留めた可能性もありますかね?
英語版ウィキペディアによれば、本種が属するマルズヤセバエ科の生態は
Adults are either predatory on small insects (for example Calobata in Britain[1]) or are attracted to excrement or decaying fruit.無風の日にもう一度撮り直したいところです。
実は、このオノエヤナギの木の周りを同種と思われる多数の小さなハエが群飛していました。
配偶行動に関連するかもしれないこの群飛シーンも動画に撮るべきだったのですが、他のこと(営繭中のホシカレハ幼虫)に気を取られて忘れてしまいました。
複数個体を接写。
未採集、未採寸。
後で思うと、ハエに逃げられても良いから獲物を回収して正体を突き止めるべきでしたね。
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