2016/05/13

ユリズイセンの花でキアゲハが吸蜜



2015年9月下旬

畑の花壇でキアゲハPapilio machaon hippocrates)が忙しなく飛び回り、ユリズイセン(別名アルストロメリア、インカの百合)の花蜜を吸っていました。
薄いピンク色の花の株(品種)と赤紫色の花の株が並んで植えられているのに、ピンク色の花を選んで訪花しているのが興味深く思いました。

▼関連記事:前年の撮影
ユリズイセンの花蜜を吸うキアゲハ



2016/05/12

落ちたリンゴの実を採食するムクドリ(野鳥)



2016年3月中旬

春になり雪解けしたリンゴ園でムクドリSturnus cineraceus)が地面に落ちた果実を啄んでいました。
小雪がちらつく中を2羽のムクドリはすぐ横で隣り合って仲良く採食しています。
その近くにはヒヨドリも同様に落果を啄んでいました。
突然、何かに驚いて一斉に飛び立ちました。

秋に収穫する前に台風などの影響で枝から落ちたリンゴの果実が冬の間は雪に埋もれて腐らずに冷蔵保存されていたのです。
天然の雪室ゆきむろ貯蔵リンゴですね。
春になると雪が消えてリンゴが再び地面に現れ、野鳥たちにご馳走を提供してくれます。



♀♀成虫間で栄養交換するコロニー末期のキアシナガバチ



2015年10月上旬

キアシナガバチ巣の定点観察@軒下#6


巣に残っているキアシナガバチPolistes rothneyi)成虫の数がかなり減ってきました。
ワーカーが寿命で死んだり、新女王が次々に巣立ったりしているのでしょう。

巣盤を時計に見立てると、9時の位置で成虫♀♀同士が口づけを交わし栄養交換を始めました。
すると近くに居た♀が更に2匹集まってきて餌を催促します。
餌の肉団子を持ち帰ってくれるワーカーの数が不足するようになり、ひどく空腹なのかもしれません。
激しい優位行動のようにも見えますが、性格が穏健な新女王が多いコロニー末期では、その可能性は低いと思います。

巣盤右上(2時の位置)では雄蜂♂(顔が白く、長い触角の先がカールしている)が身繕いしています。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#7


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