2015/05/18

ハウチワカエデを訪花するクロマルハナバチ?♀



2015年5月中旬

里山の雑木林でハウチワカエデの赤い花を訪れるマルハナバチがいました。
見上げるアングルで逆光のため毛色の特徴がよく見えないのですが、オオマルハナバチ♀(Bombus hypocrita)でしょうか?
クロマルハナバチBombus ignitus)かもしれません。

モミジの花はこれまで全く眼中になかったのですけど、この組み合わせは新鮮(意外な発見)でした。
マルハナバチが飛び回るかすかな羽音で気づくことができました。
後脚の花粉籠は空荷のようです。


『日本産マルハナバチ図鑑』が訪花植物としてカエデ類を挙げていたのはオオマルハナバチの女王蜂でした。


ハウチワカエデ花
ハウチワカエデ葉


2015/05/17

ムクドリ(野鳥)のオートライシズム



2015年5月中旬

田んぼの水入れ前に耕運機(トラクター)が田起こしをしている後をムクドリSturnus cineraceus)の群れがついて歩いています。
これはまさに、長年撮りたいと思っていたオートライシズムと呼ばれる行動です。

平塚市博物館サイトの解説によると、

畑を耕している耕運機の後をムクドリ・ハクセキレイなどがついて歩き、掘り起こされた土の中にいる虫を探していることがあります。
鳥が自分の生活のために、他の動物や人の活動を積極的に利用することを「オートライシズム」と呼んでいます。

以前読んだ本『カラスは街の王様だ』によると”autolycism”の語源は、ギリシャ神話の泥棒の名前(Autolycus:アウトリュコス)に由来するそうです。

労働寄生ではなく、共生の一種です。


興奮した私が横の農道を歩いて近づいたら、撮り始める前に群れのほとんどが飛んで逃げてしまいました。
撮れたのは恐れを知らないこの一羽のみです。
エンジンの騒音をものともせず、掘り返された土の中からミミズらしき虫を捕食していました。
さすがに群れから取り残されて不安になったのか、最後には飛び去りました。

次回はちゃんと群れで耕耘機の後をつける様子を撮りたいものです。

3年後のリベンジ→耕運機を利用して虫を捕食するムクドリの群れ:オートライシズム(野鳥)


2015/05/16

茅葺屋根に悪戯するハシボソガラス(野鳥)



2015年5月中旬

農村部の民家の古き良き茅葺屋根に止まっている一羽のハシボソガラスCorvus corone)が気になりました。
茅葺屋根に嘴を何度も差し込んでいます。
何か虫でも捕食しているのでしょうか?
それとも以前ここに何か食べ物や宝物を隠しておいたのでしょうか?(貯食行動?)
やがてトコトコ歩いて屋根の向こうに消えました。
すぐに戻ってくると再び茅葺屋根に悪戯を始め、何か白いビニールのような物(ゴミ袋?)を引っ張り出して引き裂きました。
最後は白くて丸い謎の包みを咥えて飛び去りました。
なんじゃこりゃ?
宝探しゲームですかね?
うーむ、謎は深まるばかりです。
カラスは面白いな―。

失礼ながら少し荒れた感じの古い茅葺屋根ですけど、廃屋ではなく人が住んでいるようです。
茅葺屋根の作り方を知らないのですけど、茅の下に防水(雨漏り防止)のビニールが敷いてあるのでしょうか?


【追記】
昔ながらの茅葺屋根を一から作る様子をテレビ番組で長期間の密着取材していました。
それを見る限りでは、ビニールなど人工物は使っていませんでした。
そもそも茅葺屋根の材料はカヤではなく、主にススキなのだそうです。



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