2014年7月中旬
民家の庭に咲いたキクイモモドキ(=ヒメヒマワリ)の群落でモンシロチョウ(Pieris rapae)が訪花していました。
後半は乱舞する様子を240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
吸蜜している一頭♀の周りを3頭の♂が激しく飛び回って求愛しています。
(性別は行動からの推定です。)
葉の陰になっているせいで、♀が交尾拒否の姿勢(腹端を持ち上げる)を取っているかどうか見えず残念。
モテモテの♀がようやく花から飛び立つと、その後を♂2頭が追いかけて行きました。
【追記】
『進化を飛躍させる新しい主役――モンシロチョウの世界から』p113によると、
(モンシロチョウの)♀は生涯にせいぜい2、3回しか交尾しません。♀は一度交尾すると、その後少なくとも数日間は交尾を拒否します。つまり交尾をすませた♀は、交尾をするために近づいてきた♂に対して、翅を開き腹部を立てる独特の逆立ち姿勢をとって、♂との交尾を機械的に阻止するのです。
2014年8月中旬
里山の雑木林でサトキマダラヒカゲ(Neope goschkevitschii)がミズナラの樹液を吸汁していました。
翅を閉じたままなので、翅裏しか見えません。
2014年8月中旬
里山の雑木林でミズナラの幹にヒメスズメバチ♀(Vespa ducalis pulchra)が下向きに止まっています。
体全体で大顎を樹皮に繰り返し打ち付けるように力一杯齧って樹液の滲出を促しているようです。
がっついて樹液を吸汁していた蜂が急に腹端を持ち上げたかと思うと、透明なおしっこをピュッと勢い良く排泄しました。(@0:13)
スズメバチの排泄物は大便と小便に分かれていないため、厳密には「おしっこ」と呼ぶのは問題があるかもしれません。
スズメバチは成虫になると固形物を摂取しない(できない)ので、大便にならないのです。
後半キイロスズメバチ♀(Vespa simillima xanthoptera)が樹液スポットに近づくも、ひと睨みするだけで追い払いました。(占有行動)
その後もキイロスズメバチは何度か未練がましく飛来するのですが、ヒメスズメバチが怖くて近づけません。
(樹液酒場での力関係は本で読んだ通り、ヒメスズメバチ>キイロスズメバチ。)
最後ヒメスズメバチは満腹したのか飛び立ちました。
隙を伺っていたキイロスズメバチが入れ替わるようにすかさず幹に着陸。