2014年7月中旬
民家の庭に咲いたキクイモモドキ(=ヒメヒマワリ)の群落でモンシロチョウ(Pieris rapae)が訪花していました。
後半は乱舞する様子を240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
吸蜜している一頭♀の周りを3頭の♂が激しく飛び回って求愛しています。
(性別は行動からの推定です。)
葉の陰になっているせいで、♀が交尾拒否の姿勢(腹端を持ち上げる)を取っているかどうか見えず残念。
モテモテの♀がようやく花から飛び立つと、その後を♂2頭が追いかけて行きました。
【追記】
『進化を飛躍させる新しい主役――モンシロチョウの世界から』p113によると、
(モンシロチョウの)♀は生涯にせいぜい2、3回しか交尾しません。♀は一度交尾すると、その後少なくとも数日間は交尾を拒否します。つまり交尾をすませた♀は、交尾をするために近づいてきた♂に対して、翅を開き腹部を立てる独特の逆立ち姿勢をとって、♂との交尾を機械的に阻止するのです。
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