2013/11/24

脱皮が近いアメリカシロヒトリ終齢幼虫【蛾:微速度撮影】



2013年9月上旬


アメリカシロヒトリの飼育記録2

朝に食草を交換してやり、イワガラミの新鮮な葉を与えました。
今回は葉表を上に向けて置いてもアメリカシロヒトリHyphantria cunea)亜終齢幼虫は気にせず上に乗り摂食を開始。
照明を当てても葉裏に潜り込んだり隠れたりすることはありませんでした。

飼っているミニタッパ容器の大きさは63x90mm。
撮影のためサランラップで蓋をしてあります。
糞掃除をしやすくするためにティッシュペーパーを敷いたら吸湿効果もあるようで、サランラップの結露も無くなりました。

インターバル撮影のセッティングをしてから出かけました。
10秒間隔で約2.5時間(07:48 - 10:21 am)撮り続けた計923枚の写真から早回し映像を作成しました。
この日はあまり食欲が無いようで、葉を少し齧っただけで容器内を盛んに徘徊していました。
やがて容器の隅でティッシュの上に静止しました。
これから脱皮するようです。
頭部を八の字に動かしていたのは、体を固定する絹糸を吐いていたと思われます。
(背景が白いので細い絹糸がよく見えません。

つづく→「脱皮前の眠で微動だにするアメリカシロヒトリ幼虫【蛾:100倍速映像】



2013/11/23

ヒメスズメバチ♀の定位飛行【ハイスピード動画】



2013年9月上旬

前回の記事で、林道の真ん中に掘られた巣坑に出入りするヒメスズメバチ♀(Vespa ducalis pulchra)を撮った映像を紹介しました。

「採寸のために巣口の横に定規(15cm)を置いたら、見慣れない異物のせいで蜂が盛んに定位飛行するようになりました。」
と書いたのですが、実際は後半になって定規を取り除いたら蜂が正常に帰巣するようになった、というのが真相です。
説明の都合で時系列を逆に紹介しました。
外役のために出かけるワーカー♀は巣の位置を記憶するために顔を巣口の方を向けたまま扇状に停空飛翔します。
この行動は定位飛行と呼ばれ、巣を作る様々な蜂で見られます。
巣の位置をしっかり覚えれば定位飛行を省略して外出します。

帰巣したワーカー♀が定規の上空で不審そうに停空飛翔(ホバリング)したり、定規に一瞬着陸して調べたりする映像をまとめてみました。
巣口を完全に見失って迷子になることはありませんでした。
私のカメラではハイスピード動画モードにすると撮影中にズームを変えられないので、出巣→定位飛行の様子は上手く記録できませんでした。
外出した蜂がすぐに戻ってきて定規を調べ帰巣する、という行動を繰り返しているような印象を受けました。(個体標識していないので確証はありませんけど…。)

もし巨大で重い定規ではなくて小枝を置いて巣口を軽く塞いだら、蜂は邪魔な障害物を除去するでしょうか?

定点観察に通ってみることにします。
つづく



発信機(首輪)付きのニホンザル♂@アカマツ樹上



2013年9月上旬

里山で野生ニホンザルMacaca fuscata)の群れに遭遇。
血色の良い大きな睾丸が目立つ♂成獣がアカマツの樹上で独り毛繕いしていました。
よく見ると、首輪に発信機を付けています。
アカマツの高木からスルスルと身軽に下りて、群れと一緒に雑木林を遊動し始めました。

猿害対策として、この山域のニホンザルでは群れごとに何頭か首輪を付けられているようです。
♂で首輪を付けている個体は初見です。
いわゆるボス猿(α♂)なのでしょうか?
ニホンザルは母系社会なので、♂は遅かれ早かれ群れを離れてしまいます。
一方♀は生まれた群れに生涯残ります。
従って、群れの動きを知るためには♀に発信機を付けるのが得策だと思っていました。
それでもあえて♂の遊動域を調査しているのかもしれません。
あるいは、捕獲できた猿を性別問わずに発信機を付けて放獣する方針なのかもしれません。

つづく



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