2013/06/07

ヒヨドリ(野鳥)の囀りと警戒声♪を声紋解析してみる



2013年5月上旬・曇り(正午ごろ)

ケヤキの枝に止まったヒヨドリ(Hypsipetes amaurotis)が普段と違う鳴き方で繰り返し鳴いていました。
これが繁殖期に入ったヒヨドリの囀り(さえずり)なのでしょうか。
途中で聞き慣れた警戒声♪(地鳴き)も鋭く発しました。@1:54-1:57
最後は枝から飛び去りました。

※ 逆光の映像なので編集時に手ブレ補正および自動色調補正を施してあります。

同じ縄張りでヒヨドリの鳴き声を記録してきて、これが3種類目の鳴き方になります。

関連記事→「ヒヨドリの鳴き声♪2種類(地鳴き、さえずり?)を声紋解析してみる【野鳥】」



ヒヨドリの囀りを声紋解析してみる

オリジナルのMTS動画ファイルから音声をWAVファイルに抽出し、鳴いている部分を切り出してからスペクトログラムを描いてみました。
囀りと囀りの間に入るノイズはスズメの鳴き声です。

囀りよりも警戒声の方が「いかにも声紋らしい」きれいなパターンが見られますね。
内蔵マイクによる録音の仕様なのか、カメラを新調しても依然として15 kHz以上の高音域がカットされている点は改善されておらず残念です。
3つのグラフで横軸(時間軸)が揃っていないのはご愛嬌。

【追記】
『野鳥を録る:野鳥録音の方法と楽しみ方』p217によると、

ヒヨドリの声には3つのタイプがある。「ピィー、ピィー」「ヒィーヨ、ヒィーヨ」など、伸ばすものをタイプA。「ピィッ」「ピョッ」など短いものをタイプB。「ピィーピィルルルル」という、長い声をタイプC。タイプAは、鳴き合いでタイプBとも組み合わせることもあります。タイプBは、興奮したときや警戒のときに出すもの。タイプCは、機嫌のよいときの声で、浮かれ歌的だと分析しています。
今回私が囀りだと思った鳴き声は、もしかするとこのタイプCの浮かれ歌なのかもしれません。


囀り♪×2

囀り♪×3

囀り→警戒声→囀り♪

2013/06/06

草地を素早く徘徊するウスバアゲハ♂終齢幼虫



2013年5月上旬

ウスバアゲハ♂の飼育記録1

草原の地面を這い回る黒い芋虫を発見。
紅白模様の縦筋が両側にあるのでウスバアゲハ(旧名ウスバシロチョウ;Parnassius citrinarius)の幼虫です。
芋虫の蠕動らしからぬ素早い滑らかな動きです。
晴れて暖かい日とは言え、これほど軽快な運動性があるとは知りませんでした。
初めはギョッとしたというか少し不気味に思ってしまいました。
(100%慣れの問題なのでしょうけど。)
食草を探し歩いているのでしょうか。
飼育するために採集して持ち帰りました。
帰り道で食草のムラサキケマンも採取。
ちなみにウスバアゲハは卵で越冬するらしい。

つづく→飼育記録2:「ムラサキケマンの葉を食すウスバアゲハ♂終齢幼虫
」
(15日後に成虫が羽化してきます)。
飼育記録を遡って考えると、採集時点で♂の終齢(5齢)幼虫でした。



『チョウのはなしII』p66によると、
ウスバシロチョウの幼虫は黒褐色で、摂食するとき以外は落葉の間に潜んでいます。これはいわゆる保護色です。


キジバト(野鳥)の地上採食



2013年5月上旬

枯草に覆われた原っぱ(休耕地?)で2羽のキジバト(Streptopelia orientalis)が歩きながら採食しています。
2羽は番(つがい)なのか、互いに付かず離れずの距離を保っています。

【追記】
『スズメの少子化、カラスのいじめ:身近な鳥の不思議な世界』p142によると、キジバトの襟の部分にある縞模様があれば成鳥で、無ければ幼鳥。
a pair of turtledoves は慣用句で仲睦まじいカップルの意味。




ランダムに記事を読む