2013/02/21
雪山をラッセルして登るニホンカモシカ#3
2013年1月下旬
雪山の斜面を必死にラッセルして登るニホンカモシカ(Capricornis crispus)をこの日もまた見つけました。
ときどきこちらを振り返りますが、鼻息による威嚇音は聞こえません。
新雪の斜面を斜めにトラバースしています。
後ろ姿は背中の鬣(たてがみ)が黒く見えます。
立ち止まってこちらを見下ろしている際に口から垂れた涎がキラリと光ったのが印象的でした。@1:45
最後は杉木立に隠れて見えなくなりました。
スノーシューを履いていても、とても追いかける気になれません。
【おまけ】
最近見て深く感銘を受けたYouTubeの人気動画を紹介します。
ノルウェーのオスロ郊外でラジコンのヘリコプター(飛行安定性に優れたQuadrocopter)にアクションカメラ(GoPro)を搭載して飛ばし、野生のムースを雪山で至近距離から空撮したものです。
21世紀の技術の進歩によりアマチュアでもここまで撮れるのか!と感動しました。
機材が日本でもう少し普及して安くなったら私もやってみたいものです。
厳しい雪山でもバッテリーが続く限り、ニホンカモシカなどの野生動物を追跡撮影できるでしょう。
わくわくしますね!
2013/02/20
帰巣時に迷子になるナミツチスガリ♀b
ナミツチスガリ営巣の定点観察#4
2012年8月中旬
巣穴bに出入りするナミツチスガリ♀(Cerceris hortivaga)の活動について映像をまとめました。
この巣穴bは横にある大小いくつかの小石に挟まれ陰になっていて、中の様子を撮ることが出来ません。
手鏡で太陽光を反射させ、暗い巣穴の中を覗いていたら蜂が眩しさに反応し、外出しました(映像なし)。
隣で営巣する♀aのように♀bも帰巣の度に巣口を一時閉鎖するかどうかもよく見えませんでした。
素早い帰巣シーンを見逃さないために、巣口に透明なペットボトル容器を半分に切った蓋を被せておきます。
外出から戻ってきた蜂がうろうろ飛び回ったりボトルにぶつかってきたら、撮影の準備をしつつ蓋を外してやります。
工夫してもなかなか思うように撮れず、獲物を搬入したかどうか定かではありません。
いっそのこと、カメラを固定して巣口を狙い続けて監視する方が良いかもしれません。
なまじ巣穴が3つあるため、独りで監視していると目移りしてしまいます。
もう一つの問題は、蜂に個体識別のマーキングを施していないため、3つ並んでいる巣穴のどれに帰ろうとしている主なのか区別できないことです。
在巣の間も巣口に蓋を被せておくと、しばらくすれば出巣した蜂がボトル内を飛び回るので外してやります。
このような撮影を繰り返していると、どうやら♀bが迷子になりました。
初めに出かける前に定位飛行で巣口周辺の景色を記憶したはずですが、私がボトルを置いたせいで蜂にとって営巣地が少し変わって見える(巣穴を見失った?)のでしょう。
あるいは透明容器にぶつかって入れないので混乱するのでしょう。
外出から戻ってきた蜂が営巣地をうろうろと飛び回り、少し離れた似た形状の小石の下を物色しています。
蓋を外してやるとすぐに正しい自分の巣穴に帰りました。
おそらく巣口の横にある小石や疎らに生えた草を目印として場所を記憶していたのでしょう。
ティンバーゲンがジガバチで行った有名な実験を真似してみたくなりました。
もし蓋を被せて邪魔するのを止めて巣口横の小石を横にずらしてみると、帰巣する蜂は小石の横にあるはずの巣穴を探して迷子になるでしょうか?
つづく→「ナミツチスガリ♀cの営巣:獲物搬入、帰巣時に迷子、出巣、巣坑閉鎖など」
プライヤハマキ(蛾)の雪面歩行
2013年1月下旬・気温-1℃@雪面
里山の雪深い林道で小さな蛾が新雪の上を歩いていました。
無風ですが低温のせいで、ときどき羽ばたいてもろくに飛び上がれません。
現場で採寸しようと定規の上に仰向けに乗せたら、翅が水滴に付着して起き上がれなくなりました。
前翅長〜7.5mm。
越冬型のプライヤハマキ(Acleris affinatana)でしょうか?
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