2012/06/12

キバナイカリソウに訪花吸蜜するコマルハナバチ?創設女王



2012年5月中旬

鎮守の森の参道斜面に咲くキバナイカリソウの群落で訪花するマルハナバチがいました。
時期的に未だ創設女王の単独営巣期だと思います。
『置賜の花』p17によると、
「キバナイカリソウは距の先端部に蜜を蓄えている。この蜜はトラマルハナバチの女王によって最もよく利用されていて、イカリソウの花粉媒介昆虫になっている。」

『マルハナバチハンドブック』p23によると、

「イカリソウの仲間は長い距をもち、マルハナバチをパートナーにしている。」




薄暗い林床で花から花へ忙しなく飛び回るため、映像による同定はあまり自信ありません。
オオマルハナバチにしては胸部背面前縁の白線が細い気がします。
もし間違っていたらどなたかご指摘願います。
例えば、コマルハナバチにも胸背部前縁と腹部第2節に白色もしくは黄白色の帯を有する個体もあるらしい。
(『日本の真社会性ハチ』p210より)




キバナイカリソウのように蜜腺が深い位置にある花から吸蜜する際にオオマルハナバチは盗蜜癖があるらしいのですが、映像では確認できませんでした。
後脚の花粉籠に花粉団子は付けていません。


辺りは暗い杉林。

ストロボで白飛びしてますけど、肉眼では薄黄色の花です。


2012/06/11

カワセミ♂のペリット吐き戻しと脱糞【野鳥】



2012年5月中旬

砂防堰堤の岸の枝に青い小鳥が止まっていました。
胸騒ぎがしてテレコンで覗いてみると、憧れのカワセミAlcedo atthisでした。
たまに見かけるのですが、ようやく初めて撮れました。
下の嘴が赤くないので♂です。
後ろ姿でこちらには気づいていない様子。


右手の川面を見つめています。
突然、嘴を開いてえずくとペリットを吐き出しました。(@1:15)
直後に下からも排泄。(@1:18)
最後は止り木を横にツツツと平行に移動してから飛び立ちました。
なるほど宝石のような美しい鳥で、世のバードウォッチャーが血眼になって撮りたがるのも分かる気がします。


映像の前半は手持ちカメラで撮ったのですが、YouTubeにアップロードしてからいつものようにオンライン動画編集で手ぶれ補正を施したら妙にユラユラ歪んでおかしな結果になってしまいました。
風で揺れる手前の枝葉にピントが合ってしまったせいもあります。
後半(@0:33~)は邪魔な枝を避け、更にカメラを三脚に固定したので改善しました。







2012/06/10

ムギワラトンボ(シオカラトンボ未成熟♂)の飛び立ちハイスピード動画




2012年5月中旬

ムギワラトンボ(=シオカラトンボ;Orthetrum albistylum speciosum)を見かけるようになりました。
あちこちで止まって日光浴しています。

飛び立つシーンをハイスピード動画(220 fps)に撮ってみました。
従来はカメラを手で構えて虫がひたすら飛ぶまで長撮りしていました。
動画編集で不要部分はカットすれば良いのです。
しかし休憩中のトンボは待てど暮らせどなかなか自発的に飛んでくれません。
カメラを三脚に固定すれば両手が自由になり、何か物を投げてトンボを飛び立たせることが可能になると途中で思いつきました。
無駄な長撮りが不要になります。
さらにリモートレリーズを使えばブレずに撮影を始められますね。

別に撮った写真を見直すと、複眼が青いのでシオカラトンボの♀ではなく未成熟♂の方だと思います。
成熟すると粉を吹いて青白っぽくなるらしい。





【追記】
『講談社カラー科学大図鑑トンボ』p26-27によると、
・トンボは、4枚の翅にそれぞれ筋肉がついていて、直接動かすことができます。 
・トンボがまっすぐ飛べるのは前翅と後翅を別々に動かして飛ぶからで、一方チョウが波を描いて飛ぶのは前翅と後翅が同じ動きをするから 
・一定の時間内の羽根の羽ばたき数は、前翅も後翅も全く同じ。 
・前翅は、後翅よりも少し遅れて(羽根が上下する時間の約1/8)動きます。

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