2011/12/20
ムモンホソアシナガバチ新女王の身繕い
2011年10月下旬
用水路の鉄柵にホソアシナガバチ属の蜂♀が止まっていました。
晩秋という時期を考えるとワーカーではなく、これから越冬する新女王でしょう。
正面から顔を接写すると頭楯に黒条を欠くことからムモンホソアシナガバチ(Parapolybia indica)と判明。
閉じた大顎の隙間から舌をチロチロと出し入れしていました。
背側を見ると中胸背板および前伸腹節に黄色の2縦線があります。
蜂は静止しつつもキョロキョロ辺りを見ています。
鉄パイプの上を少し歩くと身繕いを始めました。
左右の後脚を互いに擦り合わせています。
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ハチ・アリ(膜翅目),
化粧
2011/12/19
エンマコオロギの求愛歌♪と精包授受(交尾)の接写
エンマコオロギの飼育記録
2011年9月中旬・室温29℃
エンマコオロギ♂♀(Teleogryllus emma)を一匹ずつ同居させると、連日連夜、配偶行動を繰り返しています。
今回は精包の授受をよく観察するためにマクロレンズで接写してみました。
(引きの絵による全体像と解説は、前回の記事をご覧下さい。)
♂が♀の側でしつこく恋歌を奏でています。
♀が根負けして求愛を受け入れました。
(♀がマウントする様子は撮り損ねました。)
♂が激しく身震いしながら腹端から白い精包を排出すると、♀の腹端の左側に付けました。
新鮮な精包は外側が透明です。
♀はしばらく精包をぶら下げて歩き回ります。
栄養豊富な精包をその後自分で食べてしまうのですが、どうしてもそのシーンを撮ることができませんでした。
来季の宿題です。
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バッタ・キリギリス(直翅目),
配偶行動,
鳴き声
2011/12/18
ニホンカナヘビの日光浴
2011年10月中旬
林道上で日光浴中のニホンカナヘビ(Takydromus tachydromoides)を発見。
胸部がリズミカルに動くのは心臓の鼓動なのかな。
口元をよく見るとチロチロと舌なめずりしています。
あまり動きが無いのに痺れを切らし、撮りながら一歩踏み出したら一目散に逃げて行きました。
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