2011/11/20

ナシケンモン終齢幼虫(蛾)の徘徊@鉄パイプ



2011年10月下旬・気温12℃



林縁で鉄パイプの上を毛虫が一匹這い回っていました。
ナシケンモンViminia rumicisというヤガ科の幼虫(黒色型)です。
現場で採寸すると、体長31mm。
図鑑『イモムシハンドブック』によると終齢幼虫の体長は30-35mmらしいので、おそらく終齢なのでしょう。

真っ黒な頭楯を左右に振って辺りを探りUターンを試みます。
長い白髪の生えた頭をときどき高々と持ち上げて様子を窺います。
夕刻で冷えてきたのか、動きが鈍くなりました。
我々のような温血動物が鉄パイプに触れると体温が奪われ殊更に冷たく感じますが、毛虫のような変温動物にとっては気温と同じ体感のはずです。


10月上旬に撮った褐色型のナシケンモン幼虫@ヤナギ葉 












2011/11/19

ススキの種子を食すコバネササキリ♀

2011年10月中旬



動画とは別個体


綿毛を付けたススキの穂にキリギリスの仲間(産卵管の長い♀)が何匹も止まっていました。
種子を食べているような気がしたのですが、秋風で穂が激しく揺れそのままではとても口元を接写できません。
こういう悪条件の際の常套手段として、いつものように茎ごと切り落として地面にそっと置いてみました。
しかし長い触角で異変を感じたのか、♀は跳んで逃げてしまいました。


気を取り直し、別個体で再挑戦。
次善の策として今度は左手でススキの穂を押さえながら接写してみました。
(映像はここから。)



確かに口器がもぐもぐ動いています。
側面から観察すると、ススキの種子に口を付けている決定的証拠映像が得られました。
産卵に備えて栄養豊富な種子を食べているのでしょう。
やがて綿毛の中をゆっくり移動し始めました。

直翅目を見分けるのも苦手なので、キタササキリ♀褐色型にしては翅が短い?と思いつつ、動画撮影後に同一個体を採集して持ち帰りました。
落ち着いてよくよく調べてみると、どうやらコバネササキリ♀(Conocephalus japonicus)らしい。


触角が恐ろしく長い。死後は変色が進み、長い産卵管も縦2本に割れてしまう。







2011/11/18

ベニシジミがセイタカアワダチソウに訪花吸蜜



2011年10月中旬



土手に咲くセイタカアワダチソウの花にベニシジミLycaena phlaeasが止まって蜜を吸っていました。
翅がやや擦り切れ色褪せた個体です。
風が時折吹いて激しく揺れるので、望遠マクロのみ。





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