2011/01/14

ミカドアリバチ♀と寄生ダニ



2009年9月下旬

見慣れないアリを見つけたので一時捕獲してみました。
調べてみるとアリバチ科のミカドアリバチ♀(Mutilla mikado)でした。
♀は翅が退化しており、マルハナバチ類の巣に寄生する天敵らしい。
腹面を中心に多数の赤い寄生ダニが付着しています。
以前観察したクロマルハナバチの体表に感染していたダニと似ている気がします。
寄主の巣で接触感染したのだろうか。
せわしなく歩き回るのですが、動きを止めてじっくり撮影するために炭酸ガスで軽く麻酔してみました。
せっかくなので、蜂をピンセットで摘んで毒針も接写してみればよかったですね。


 


マミジロハエトリ♀(蜘蛛)



2009年10月上旬

庭で採集したマミジロハエトリ♀(Evarcha albaria)。
右の第4歩脚が欠損しています。
撮影中に逃亡してしまい、外雌器は未確認。


2011/01/13

フタモンアシナガバチ♂を手掴みで捕獲




2010年11月上旬

晩秋のセイタカアワダチソウで訪花しているフタモンアシナガバチ♂(Polistes chinensis antennalis)を発見。
花の上を歩き回っていたせいで顔が黄色の花粉で汚れています。
頭楯が白っぽく触角がカールしていることから♂であると確信できたので、安全性を実演するために素手で捕まえてみました。
指で翅を摘むと身を捩って威嚇の刺針行動を示しました。
しかしこれはブラフで、腹端を接写しても毒針は伸びていません。


(その代わりクチクラの刺のような構造が2本見える?)
身を守るための擬態的な行動なのでしょう。
毒針は♀の産卵管が変化した構造ですから、♂は人を刺せません。
従って、落ち着いて性別を判定できれば、無闇に恐れる必要はありません。撮影のため蜂を持ち変えるのが少し難儀でした。
死後の標本は複眼が変色してしまいました。


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