2024年9月下旬・午後15:15頃・くもり
住宅地の道端の花壇に咲いたヒャクニチソウ(百日草)の小群落にツマグロヒョウモン♂(Argyreus hyperbius)が訪花していました。
この組み合わせは初見です。
園芸植物にはとんと疎いのですが、花弁がオレンジ色をしたヒャクニチソウの品種の中でも、 ‘Profusion Orange’のようです。
(Z. elegans と Z. angustifolia の種間交配に由来する園芸品種らしい。)
ツマグロヒョウモン♂は開いた翅を軽く開閉しながら口吻を伸ばして吸蜜しています。
この個体は、左後翅の前縁角から前縁にかけて破損していました。
左右非対称の破損なので、鳥に襲われた典型的なビークマークではありません。
おそらく茂みに翅を引っ掛けて破れてしまったのでしょう。
実はこの花壇には様々な花色のヒャクニチソウの品種がパッチ状に並んで咲いていました。
しかしツマグロヒョウモン♂には好みの花色があるようで、花弁がオレンジ色の品種 ‘Profusion Orange’ を好んで訪花していました。
両隣に咲いた、薄い桃色や黄色(八重咲き)の品種には見向きもしませんでした。
花から飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:55〜)
正面を向いて吸蜜していたツマグロヒョウモン♂が慌てて飛び去りました。
自発的に飛んだのではなく、私が物を投げつけて強引に飛びたたせたように見えますが、もはや覚えていません。 (野帳に記録しておくべきでした。)
その後で2頭のツマグロヒョウモンがニアミスして空中戦(求愛飛翔?)になったのですが、しかも2回あったのに2回とも撮り損ねてしまいました。
最後は蜜源植物のヒャクニチソウ花壇から少し離れ、道端のコンクリート土留めに並んで留まりました。
記事を書く際の細々とした疑問を調べるために、ChatGPTのお世話になりました。
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