2023年9月下旬・午後12:25頃・くもり
里山の急斜面をつづら折れで登る山道の横で見慣れない虫を見つけました。
てっきりナナフシの幼虫なのかと初めは思いました。
私がカメラのレンズをそっと近づけて接写すると葉の上を走って逃げ、葉の縁からピョンと飛び降りました。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイすると(@0:21〜)、翅を広げて羽ばたいていました。
ハイスピード動画に切り替えるのが間に合わず、逃げた昆虫を見失ってしまいました。
初見の昆虫だと次にどんな動きをするのか予測できず、動画撮影が難しくなります。
Googleレンズで画像検索してみると、ヒメクモヘリカメムシの仲間と判明しました。
ニセヒメクモヘリカメムシという近縁種がいるらしいのですが、撮れた写真を拡大したら、頭部の側葉と中葉がほぼ同じ長さで揃っていたので、ヒメクモヘリカメムシ(Paraplesius unicolor)と確定しました。
個人的にはクモに似ているというよりも、ナナフシっぽいと思いました。
ヒメクモヘリカメムシが乗っていた植物の名前が分かりません。
何かの稚樹(幼木)のような気もします。
ヒメクモヘリカメムシの寄主植物はイネ科のササ類らしいので、そこに居たのは特に理由はなさそうです。
確かに発見地点の周囲には笹の群落を見かけました。
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