2023年9月下旬
二次林でニホンアナグマ(Meles anakuma)の家族が転出した後の旧営巣地(セット)をトレイルカメラでしつこく見張り続けています。
秋になると、カケス(Garrulus glandarius)の姿が頻繁に写るようになりました。
一体何の用事があるのでしょうか?
シーン1:9/24・午後14:01・晴れ・気温24℃(@0:00〜)
画面右上の獣道の横でカケスが灌木に止まっていました。
地上に飛び降りて獣道をピョンピョン跳んで移動し、地面を思わせぶりに啄んだように見えました。
撮影当時はカケスの行動がよく分からず、漠然と探餌徘徊なのかと思いました。
その後、私の観察眼も肥えてきて、今では読み取れるようになりました。
ホッピングで地上を移動するカケスを注意深く見ると、嘴にはドングリの実が咥えられています。
穴を掘って隠す(貯食する)場所を探し歩いているようです。
結局はドングリ堅果を貯食しないで、嘴に咥えたまま低く飛び去りました。
シーン2:9/23・午後13:00・晴れ(@0:26〜)
前日の昼過ぎにもカケスが来ていました。
アナグマの巣口Rの左横に生えている細い灌木(マルバゴマギ)に野鳥が止まっているものの、画角の左外で動いている黒い尾羽根しか見えません。
止まり木から飛び立つとカメラに向かって飛んできました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみると、特徴的な胡麻塩頭のカケスでした。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
これからしばらくは(秋の間は)、カケスがドングリを貯食する行動が繰り返し見られるようになります。
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