2023年9月下旬〜10月上旬
シーン0:9/25・午後14:04および14:32(@0:00〜)
明るい時間帯にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。
アナグマの旧営巣地を新旧2台の自動センサーカメラで見張っています。
二次林の林床には多数の落ち葉が散乱しています。
シーン1:9/30・午前5:56(@0:08〜)日の出時刻は午前5:30。
薄暗い早朝から画面の左端で黒い小鳥が地上を探餌徘徊しています。
クロツグミ♂だと思うのですが、見下ろすアングルでは、胸が白いかどうか確認できませんでした。
シーン2:10/1・午後17:04・気温20℃(@0:21〜)日の入り時刻は午後17:26。
翌日の日没前の薄暮に、アナグマの巣口Lの真上に伸びた細い灌木(樹種はマルバゴマギ)にクロツグミ♂と思われる真っ黒な鳥が止まっていました。
左下の林床に飛び降りると、左にぴょんぴょん跳んで(ホッピング)姿を消しました。
シーン3:10/9・午前6:24(@0:35〜)
8日後、秋雨がしとしと降り続く早朝に、クロツグミ♂がアナグマの巣口Rの横でじっと佇んでいました。
しばらくすると、地面を1回啄みました。
アナグマの巣口周辺には特有のアブがいつも飛び回っているのですが(映像公開予定)、クロツグミ♂はその成虫または幼虫を狩ろうと狙っているのかもしれません。
ただし、雨の日にもアブが活動しているのかどうか、不明です。
暗所を好むカマドウマ類がアナグマの巣穴Rに潜んでいるようなので、それが出てくるのを待ち伏せしている可能性もありそうです。
やがてクロツグミ♂は落枝から落枝にピョンピョン跳んで林床を移動すると、落ち葉めくり行動を開始。
嘴で落ち葉を素早くめくり、裏側に隠れている虫を捕食する作戦です。
シーン4:10/9・午後16:47(@1:08〜)
夕方にもクロツグミ♂がセットに飛来し、巣口Rの上に垂れ下がった蔓に止まっていました。
嘴を足元の蔓で拭っただけで、左に飛び去りました。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正(モノクロ化)を施しています。
つづく→クロツグミ♂同士の縄張り争い
0 件のコメント:
コメントを投稿