2022年8月上旬・午後15:30頃・晴れ
里山であまり整備されていない細い山道を私が静かに下っていると、前方にニホンカモシカ(Capricornis crispus)の母子が居ました。
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雑草が生い茂る下り坂の山道でカモシカの母子は逃げ腰で私を見上げていました。
角が未だ生えていない幼獣に釘付けになった私は、母親のことは眼中にありませんでした。
母子はすぐに下り坂を逃走し始めました。
山道を少し駆け下りてから法面を登り、藪の中で立ち止まりました。
フシュフシュ♪と絶え間なく聞こえる鼻息威嚇は、幼獣ではなく母親が発しているようです。
振り返って不思議そうに私を見ていた幼獣が再び母親の後を追って山林を走り去りました。
母親の鼻息威嚇♪が次第に遠ざかって行きます。
※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
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2つの撮影地点は直線距離で1.7km離れています。
当地でニホンカモシカの縄張りはどのぐらい広いのか知りたいのですけど、テレメトリー調査は素人の手に余ります。
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