今回の注目ポイントは夜行性コウモリの飲水行動ではなく、水面下に潜んでいるカエル(種名不詳)です。
カエルは変温動物ですから、水中で動き回ってもトレイルカメラが熱源として動体検知することはありません。
たまたま恒温動物のコウモリが飛来してカメラが起動したときに、水中のカエルが一緒に写っていたのです。
音量を上げてみても、カエルの鳴き声は録音されていませんでした。
シーン1:午後19:22・夜霧
冒頭の赤い丸に注目して下さい。
夜霧が立ち込める池の水面からカエルが顔を出しているようで、両目が暗視カメラの赤外線を反射してギラギラと光って見えます。
シーン2:午後19:38・霧が減少 (@0:23〜)
約15分後にコウモリが飛来すると、池のカエルがいつの間にか少しだけ前進していました。
カメラが録画中には、カエルは水中でじっとしています。
シーン3:午後19:44・霧が晴れた
コウモリが水場の上空を低く飛び回っても、池のカエルは無反応で瞬き一つしません。
シーン4:午後19:48・晴れ
カエルに動きなし。
シーン5:午後19:49・晴れ
カエルに動きなし。
シーン6:午後19:57・晴れ (@1:24〜)
水中のカエルがいつの間にか再び前進して、落枝の手前まで来ていました。
まるでカエルがトレイルカメラを相手に「ダルマさんが転んだ♪」をして遊んでいるようです。(イカゲームならぬ、カエルゲーム! )
夜行性カエルの遊泳シーンが記録されていなかったのが残念です。
ちなみに、午後20:23にコウモリが飛来した時には、池のカエルは居なくなっていました。(映像は割愛)
おそらく此岸に上陸したのでしょう。
※ 霧が立ち込める冒頭のシーンのみ動画編集時に自動色調補正を施しています。
Netflixで大ヒットしたドラマ『イカゲーム』で登場したように、韓国でも「ダルマさんが転んだ♪」と同じ子供の遊びがあります。
鬼は韓国語で「무궁화 꽃이 피었습니다」(むぐんふぁ こち ぴおっすむにだ:=ムクゲの花が咲きました)と言ってから振り返ります。
英語圏では、鬼が「Red light, Green light」(=赤信号、青信号)と言って遊びます。
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