2021/01/18

ゴマナ(野菊)に居たシュレーゲルアオガエル

 

2020年9月下旬・午後12:20頃・くもり  

里山で林道が廃れた後の獣道を薮漕ぎしていると、野菊(種名不詳)の群落でシュレーゲルアオガエルRhacophorus schlegelii)を見つけました。 
野菊の葉に乗って、訪花昆虫を待ち伏せしているのでしょう。 
獲物を捕食する様子を撮影できるまで粘ろうかちょっと迷いました。 
しかし藪が鬱蒼と茂って日当たりが悪いせいで訪花昆虫の数が少ない上に、沢の水が林道に流れ込む泥だらけで足元が悪い場所でした(靴の中に浸水しそう)。 
長居する気が失せてしまい、早々に撮影を切り上げてしまいました。 
こんなことなら長靴を履いてくれば良かった…。 

カエルがようやく側面を向いてくれたおかげで鼻先が尖っていることを確認しました。 
喉をヒクヒクさせています。 
目が赤っぽくないので、モリアオガエルではなくシュレーゲルアオガエルと判明。 
カメラを近づけると葉を伝って下に下に逃げるものの、跳んで逃げることはありませんでした。


ちなみに、この野菊の名前をご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。 
葉に鋸歯が無いのは珍しい気がします。

【追記】
手元にある『山渓ハンディ図鑑11:日本の野菊』を紐解いて名前を調べてみると、どうやらゴマナのようです。
やや湿り気のある草地や林縁に生える大型の野菊(p148より引用)
私は野菊を見分けられず苦手意識があるのですけど、ひとつずつ調べて地道に覚えていくしかありません。

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