2020/12/25

止まり木で羽繕いするキジバト(野鳥)

 

2020年7月中旬・午後18:20頃・くもり 

夕方、ヒノキ大木の枯れた梢にキジバトStreptopelia orientalis)が止まってのんびりと羽繕いしていました。 
その行動自体は別に珍しくもありません。
それでもなぜ記録するかというと…

実はこの木は例年だと夏にチゴハヤブサが止まり木としてよく利用しているのですが、この夏はなぜか一度も姿を見かけませんでした。 
キジバトは「鬼のいぬ間に洗濯…ならぬ羽繕い」とばかりに羽根を伸ばしているようです。 
天敵のチゴハヤブサが健在なら、キジバトは恐ろしくてこの木にはとても近づけないはずです。 

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コロナ禍の影響で私も足が遠のいて、定点観察に来る頻度が減ってしまいました。 
そのせいでチゴハヤブサを見逃しただけなら良いのですが、今季は繁殖に失敗したのではないかと心配でなりません。 
「風が吹けば桶屋が儲かる」式の勝手な想像ですけど、コロナ禍→外出自粛→ドバトに餌をやるヒトが減少→地域全体でドバト個体数の減少→チゴハヤブサが狩場を変更→キジバトがのびのび暮らせる、というシナリオかもしれません。
もちろん、新型ウイルス流行の有無に関わらず、鳩への安易な給餌は止めて正解だと思います。

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