2019年10月上旬・午後14:15頃・くもり
里山の峠道のコンクリート法面に垂れ下がるように伸びたヤマハギ(山萩)に
腹部下面のスコパおよび後脚に黄色い花粉が付着しています。
吸蜜中は腹端をやや持ち上げて海老反り姿勢になりました。
吸蜜中に左右の後脚を擦り合わせることもありました。
体毛に付着した花粉をスコパへ移しているのでしょう。
ヤマハギの花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:55〜)
複数個体(少なくとも2匹)を撮影。
ハキリバチ類を見分けるのは苦手ですし、同定のための採集もできていません。
『日本産ハナバチ図鑑』と見比べて素人の当てずっぽうですが、頭楯に白い毛が密生しているのでサカガミハキリバチ♀(Megachile remota sakagamii)ですかね?
(顔が花粉で汚れているだけなら黄色に染まっているはずです。)
ツルガハキリバチ♀(Megachile tsurugensis)とも似ていて、悩ましいところです。
図鑑の記載では、発生期が撮影日の10月を含むのはツルガハキリバチです。(スミスおよびサカガミの発生期は9月まで)
背面 |
腹面:スコパ |
側面 |
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