2015年11月中旬・夜21:09
山中の建物の外壁に夜カバエダシャク♀(Colotois pennaria ussuriensis)が止まっていました。
赤外線の暗視カメラで撮りながら近づくと、寒いのに覚醒していて身動きしました。
気温を測るべきでしたね。
ビデオカメラの補助照明を点灯すると、触角が糸状なので♀と判明。
(カバエダシャクの)触角♂は羽毛状, ♀はごく短い櫛歯がある. (Digital Moths of Japanサイトより)しばらくすると、触角を翅の下にしまいました。
翅に指で軽く触れると翅を立て警戒します。
しつこく触れると、弱々しく羽ばたいて地面に落下。
カバエダシャクは同じ時期に活動する冬尺蛾のように、夜に求愛などの配偶行動をしないのかな?
もしかすると、性フェロモンで♂を呼び寄せるコーリングをしていたのかもしれません。
The females tend to be rather sluggish but the males fly actively at night and are attracted to light. (英語版wikipedia: Colotois pennariaより)
▼関連記事
飛べ!カバエダシャク♂【蛾:ハイスピード動画】
0 件のコメント:
コメントを投稿