2026/04/26

夜明けに凍った雪面を歩くイエネコ【トレイルカメラ】

 



2022年2月中旬・午前6:20頃・くもり・日の出時刻は午前6:25 

夜明け直前に雪深い民家の裏庭をイエネコFelis silvestris catus)が歩き去りました。 
まだ薄暗いですし後ろ姿でよく見えませんが、近所に住んでいた今は亡きキジトラ去勢♂かもしれません。 

雪質は、ガリガリに凍った凸凹の雪面にうっすらと新雪が積もった状態です。 
ネコが歩いた足跡は不明瞭でした。

着地して土を味見するビロウドツリアブ♀(ミネラル摂取)

 

2024年4月中旬・午後12:05頃・晴れ 

里山の細い山道を登っていると、低空でホバリング(停空飛翔)していたビロウドツリアブ♀(=ビロードツリアブ;Bombylius major)が落ち葉の間に着陸してから、口吻の先端で乾いた土を舐めました。 
いつでも飛び立てるように、着地している間も高速羽ばたきを止めません(アイドリング)。 
右から別個体のビロウドツリアブが飛来したら、嫌がって(警戒して?)飛び去りました。 

おそらく性成熟に必須のミネラル成分(ナトリウム塩やアンモニア塩など)を摂取したくて、あちこち味見してミネラル濃度の高い地点を探しているのでしょう。 
それにしても、濡れている泥濘や泥水から吸水するのではなく、乾いた地面を舐めたのが意外でした。 
水分(唾液?)を吐き戻して地面のミネラル成分を溶かしながら吸水するのでしょう。
チョウ類の場合は、ミネラル摂取のために泥などを舐める(mud-puddling)のは専ら♂です。 
しかし今回のビロウドツリアブも、左右の複眼が離れている♀でした。 (これで2例目:n=2)

関連記事(同年の撮影)▶  

2026/04/25

厳冬期の夜のスギ林で奇妙な鳴き声で挨拶するホンドタヌキは発情期?【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年1月下旬〜2月上旬 

シーン0:1/28・午後13:31・くもり・気温12℃(@0:00〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。 
鳥の羽根が捕食者に毟られ散乱していたスギ防風林を自動センサーカメラで見張っています。 

ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の登場シーンをまとめました。 


シーン1:1/29・午前0:40・気温-2℃(@0:03〜) 
左の藪から登場した先行個体のタヌキが立ち止まって、監視カメラを見上げていました。 
尻尾をピンと真っ直ぐ上に向けた状態で右へ歩きながら、カカカッ♪と奇妙な鳴き声を小声で発しました。 

スギの根元の匂いを嗅いでから排尿マーキング。 
このとき右後脚をしっかり上げなかったので、♀ですかね? 
尻尾を高々と持ち上げながら歩くのは、発情した♀が性フェロモンを振りまいているのかな?(勝手な想像です)

左の藪の背後に別個体のタヌキが来ているようで、目が白く光って見えます。 
先行個体が藪を左に通り抜けると、しばらくしてから後続個体が左下から登場。 
藪を挟んで二頭のタヌキが対面しているらしく、空咳のように静かに吠えています。 
敵対しているのかと思いきや、藪の陰から姿を現した個体と一緒に、スギの背後を右へ立ち去りました。 
カメラの死角に入ってからも静かに吠える声が聞こえます。 

今までタヌキでは聞いたことのない鳴き声ですし、素人目には発情期に関連した行動のような気がします。 
Perplexity AIによると、
ホンドタヌキの発情期は主に1月から3月頃です[2][4]。ただし、地域によって多少の変動があり、一般的には2月下旬から4月頃にかけて交尾が行われると報告されています[3]。


シーン2:2/2・午前0:46・気温-5℃(@0:52〜) 
4日後の深夜、スギの林床にまた新雪が積もっていました。 
奥から単独で来ていたタヌキがスギの根元で立ち止まり、なぜか上を見回しながら風の匂いを嗅いでいます。 
監視カメラの存在を気にしながら、右奥へ立ち去りました。 
雪面はモナカ状に凍っていて、歩きにくそうです。 
途中で立ち止まって振り返り、再びしきりに見上げて風の匂いを嗅いでいます。 

タヌキの視線の先には、雪圧で幹の途中が直角に曲がったまま育った異形の杉の木があるのですが、その止まり木で何か鳥や獣が寝ているのかもしれません。 


シーン3:2/2・午前4:27・気温-6℃(@1:33〜) 
3時間40分後の未明に、ペアのタヌキが一緒に奥から左下手前にやって来ました。 
後続個体は、左の藪の奥を気にしています。 


※ 鳴き声が聞き取れるように、動画の一部は編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


つづく→

ランダムに記事を読む